飛騨高山で昭和レトロな給食&江戸情緒を楽しむ!「モネの池」はまさに絵画
初の飛騨高山旅行!
2024年3月に新たにオープンしたホテル「サンクチュアリコート高山」(岐阜県高山市)への宿泊の機会に、魅力的な観光スポットに行って来ました。
これ、よくあるパターンです。
泊まりたいホテルがある、訪れたい隈研吾建築がある。
最初はそれだけだったのに、観光サイトや地図上で周辺情報を調べると、ここも行きたい!これ、面白そう!と期待が高まる!
先週投稿した記事は、世界遺産の白川郷についてでした。
その他にも、江戸時代から残る高山陣屋や、昭和レトロを満喫出来るミュージアム、SNSをきっかけに話題になったモネの池など、江戸から令和までの雰囲気を楽しんで来ました!
⭐飛騨高山レトロミュージアムで昭和にタイムスリップ!
昭和生まれも、平成生まれも懐かしさに浸って無邪気に楽しめるのが!
「飛騨高山レトロミュージアム」
入り口から昭和にタイムスリップ!
あー!
このゾウさんは、佐藤製薬の企業キャラクターですね!
薬局の店頭などに置いてありましたね。
ちなみに、今、知りましたが、名前はサトちゃん。
妹のサトコちゃんというピンクのゾウさんもいるらしい。
懐かしいというより、佐藤製薬のHP見たら、今でもバリバリ現役でした!
あー!
ボンカレーのポスター、日焼けしたペコちゃん。
そして、秀樹~!
西城秀樹さんと言えば、ちびまる子ちゃんのお姉さんがファンでしたね。
私も昔、イベントに参加した時に秀樹さんがゲストで来られていて、最後は全員、スタンディングオベーションで「YOUNG MAN」を歌いました~♪
どれもこれも懐かしく、入り口から渋滞してなかなか奥へ進まない(笑)。
え!?
昭和30年代のガソリンの価格は、リッター46円!?
うひょ~!
レトロ家電!
子供の頃に家にあった~!
映画やドラマで見たことがある~!
あ!
観月ありさちゃん!
ゲームセンターなどにありそうなパチンコやスロットなどのゲーム!
私はやったことはないけど、インベーダーゲーム、流行りましたね~。
喫茶店のテーブルがゲームだったりしましたよね?
おー!
ファミコン!
私はまさにこの時代です。
時間を忘れて没頭し、気が付けば朝。
ドラクエ4までやって、ファイナルファンタジーに行こうかという時。
「このままでは人生の殆どをゲームに捧げてしまうことになる」
と思い、そこで止めたのでした(笑)。
ジュークボックスだ~!
ん?なんか音楽が聞こえて来た!
自然に身体が動く!
友人が私のためにピンクレディーの「UFO」をかけてくれたのでした!
最高の選曲!
あ、たまごっち!
ドンピシャ世代の友人達が「これ持ってたー!」とウキウキ♪
昔の散髪屋さん。
私は昔からずーっと髪が長いのですが、いつも母が切ってくれてました。
パチンコ屋さんの椅子には「冬のソナタ」。
あ~、そういえば、そういう台があったみたいですね!
⭐教室で学校給食!いただきま~す!
飛騨高山レトロミュージアムに行ったら是非体験して欲しいのが学校給食!
予約不要で受付で注文。
オーダーしてから奥の教室へ。
ここが最もエモい!(使い方、合ってます?)
子供の頃、群馬県の高崎市や広島市に住んでいましたが、その当時の教室はまさにこんな感じでした。
トンボ学生服の等身大ポスターは伊予ちゃん!
緑のカエルはケロちゃん。
ケロちゃんってなんだっけ?と調べたら、元々は、じんましんのお薬、レスタミンコーワの新聞広告で登場したキャラクターだそう。
ちなみに、ケロちゃんもいまだバリバリ現役。
こんな水筒、使ってたな~。
ランドセルと言えば!
両親は私に皮製のランドセルを買い与えてくれました。
より丈夫なもの、いいものを、と皮製のを選んでくれたと思うけど、私は友人が持っていた、合皮の「クラリーノ」の方がピカピカ光っていて羨ましかったでした(笑)。
筆箱やジャポニカ学習帳、アルミのお弁当箱!
この薄いバッグ、何を入れてたんだっけな~?
画用紙?
昔、スーパーカーブームがあって、私も下敷き、持ってました。
そうそう!
木琴も2つ折りのこのケースに入ってた~!
給食の時間で~す!
キター!
牛乳に入れる「ミルメーク」。
実はこれ、初めてでした。
私の通っていた学校にはなかったのでしょうか?
ミルメークが登場したのは1967年(昭和42年)。
学校給食で、脱脂粉乳から牛乳へ切り替わった頃、カルシウムやビタミンB2などの栄養価を補うためだったとか。
さらには、牛乳は苦手でも、ミルメークを入れると飲める、おいしい、という子供も多かったそうですね。
ソフト麺の日は嬉しかったものです。
ミートソースとカレーがあったと記憶。
机は動かさないでね、ということなので、みんなで前を向いて
「いただきま~す!」
実際に使っていた懐かしいものが溢れていて、本当に楽しめました!
飛騨高山レトロミュージアムに行ったら、是非、学校給食を食べて欲しい☆
駄菓子コーナーも!
誰かが「懐かしい~!」と叫ぶもの、どんどんカゴに入れて行きました。
夜、ホテルのお部屋で宴会!
⭐高山陣屋で江戸時代にタイムスリップ!
飛騨高山は、江戸時代の面影を色濃く残す城下町。
1868年(慶応4年)までの176年間、江戸幕府は代官や郡代を派遣し、飛騨の国を支配していたのです。
「高山陣屋」へ行き、今度は江戸時代にタイムスリップ!
「高山陣屋」とは、江戸幕府の直轄領だった飛騨で、郡代、代官が治政を行った場所。
御役所や郡代役宅などを見学出来ます。
左上はお役所、右上は町年寄詰所。
居間や用人部屋など。
役所部分だけでも玄関は7ヶ所あり、身分によって出入りする場所が決められていたそう。
書院造りの広間は49畳で、年中行事などを行っていたとか。
建物内にはうさぎの釘隠しが沢山あり、「真向兎(まっこううさぎ)」というそう。
火災から守ってくれる魔除けでもあり、うさぎは子ども沢山産むことや、耳の長いうさぎのように、民の声をよく聞くように、という意味だとか。
水回り事情がこれ。
お台所や洗濯場、そしてトイレ。
これはお代官様とか、身分の高い方が食べていた食事?
豪華!
高級料亭の懐石料理みたいですね!
煮炊きをするかまどや醤油や味噌を入れていたであろう樽など、当時の生活を想像しながら見てまわりました。
「入子(いれこ)」という、同じ形でサイズが違う入れ物がありました。
よく、家具などを組み合わせて置く時に「入れ子に」と言ったりするけど、ここから来てるんですね!
嵐山の間は、代官や郡代が生活した部屋。
お庭が綺麗です。
奥には茶室。
嵐山の間は、平成27年、羽生名人と行方八段の名人戦の対局場となったみたいです!
お代官様が罪人を裁く御白洲(おしらす)!
三角形の角材を並べたところに囚人を座らせ、膝の上に抱石をのせて取り調べた、と書いてありました。
ひゃ~。
奥には奥方のお部屋。
衣服などを入れる木製の入れ物を「長持」というけど、長持ちする、という言葉もここから来てる?
木造の建物でも絶対に雨漏りなどしないよう、屋根の板をずらして重ねていくという工法。
すごい知恵だな~。
「高山陣屋」の中に残る御蔵は高山城にあったものが1695年に移築され、現存する日本遺産。
年貢の取り立てや山林資源の管理をしていた場所で、郡代役所の主要な建物が残っているのは全国でここだけ、という貴重な建物。
さらに現存する江戸時代の米蔵(土蔵)としても全国で最古であり最大級。
柱には「蛤刃(はまぐりば)」の削り痕が残ってる!
そして蔵内に展示されていた資材には「T」や「ノ」「ソ」の文字。
え?カタカナ?
カタカナっていつからあるんだっけ?
みんなの頭が「?」になったので、調べてみると。。。
西暦800年、平安時代には既にカタカナがあり、漢字・ひらがな・カタカナの3種類が使われていたそう。
森藩の家臣であった地役人の鎧。
右は「天朝御用所 高札」。
大政奉還後の慶応4年、高山陣屋は接収され、その門前に掲げられた札だそう。
御蔵の屋根は板葺き屋根。
釘を使わずに板を木の棒と石で押さえる「石置長榑葺(いしおきながくれぶき)」という葺き方を採用。
材料には、油分を多く含み水をはじくヒノキ科のネズコが利用されているそう。
ネズコ?
そういう樹木があるんですね。
「鬼滅の刃」のネズコしか知らなかったな、見たことないけど(笑)。
飛騨高山のご当地グルメのひとつが「みだらし団子」。
「みたらし」ではなく「だ」と濁音になるのが高山流だそう。
高山陣屋のすぐ横の「陣屋だんご店」で焼きたてを頂きました!
食べてみてびっくり!
甘くない!
実は高山では、しょうゆダレをつけて香ばしく焼くのが主流。
逆に、岐阜や福井出身の友人は、上京してから甘いたれのみたらし団子を初めて食べた時に驚いたそうです。
⭐「モネの池」でいい写真を撮るコツは?
岐阜県で絶対に行きたかったポイント。
それが関市にある、名もなき池、通称「モネの池」。
根道神社の境内にあり、まさにモネの絵画「睡蓮」のような風景であることから、SNSで話題となり、いつしか「モネの池」と呼ばれるようになったそうです。
思っていたより小さな池。
前日の雨も少し心配だったけど、湧き水なので透き通っていてとても綺麗!
ここで綺麗な写真を撮るコツは!
色鮮やかな鯉が来るのを待つ!
とにかく待つ!
キター!
鯉がいるからこそその透明さが分かりますよね?
そして待つ。
また待つ!
キタキター!
モネの池へ行った帰り、清流沿いの「味女」で昼食。
この辺りは川魚が美味しいという。
でも!
うな重があったから、そっちを頼んじゃったな~♪
私、鰻が好きで、色んな鰻屋さんに行って来ましたが!
ここ、その中でもかなりの上位に食い込むくらい美味しかった~!
皮はパリパリ、身はふわふわ!
もちろん、名物のあゆを頼んだ友人も。
ご当地のものを頂くのっていいですよね。
あゆ土鍋雑炊
あゆ塩焼き定食
高山で宿泊した「サンクチュアリコート高山」に再度行く予定が入りました。
「飛騨高山って何があるの?」から始まったものの、既に秋のスケジュールもみっちり決まりました。
次回も楽しみです。
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