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「進撃の巨人」アルミンに学ぶリーダーへの成長
映画「進撃の巨人」公開に伴い再び読んだり観たりする中で登場人物から多くのことを学べる!と思い気づきを言語化していきます。
第1回「進撃の巨人」リヴァイ兵長に学ぶビジネススキル
第2回「進撃の巨人」エルヴィン団長に学ぶリーダーシップ
今回、第3回はアルミンの変化・成長を軸に12ポイントを考えます。
「進撃の巨人」を読んだこと・観たことある方はシーンを思い出しながら読んで頂けると嬉しいです。
はじめに:アルミンと自分の成長を重ねる
アルミン・アルレルトはアニメ『進撃の巨人』の中で、はじめは控えめ青年でした。
様々な経験を経て重要なリーダーへ成長していきます。
この成長過程や変化は、企業において自分自身や周囲のメンバーと重ね合わせて考えらます。
業務で直面する判断、葛藤、失敗、成長など共通する要素が多いのではないでしょうか。
アルミンの言動から、ビジネスパーソンのモチベーション維持、恐怖を乗り越える力、やり抜く力、自信、行動力という視点に重ね合わせて一緒に読み進めて行きましょう。
映像を思い出しながら読んで頂けると嬉しいです。
1.恐怖や不安から一歩踏み出す勇気
アルミンは、初めて指揮を取る場面恐怖に打ち勝つ決断をする。
「どんなに怖くても、皆を守らなければならないんだ」と自分を奮い立たせる(アニメ第3期、第1部)。
企業での応用
新しいプロジェクトやリーダーシップを取る時など初めての挑戦に不安を感じる。
アルミンのように、恐怖を感じながらも前進することで、成長することができる。
2.他者の強みを認め、協力を求める
アルミンは、リヴァイ兵長やエルヴィンといった強力なリーダーを信頼し、協力を求める。
「僕一人ではできない。みんなの力を貸してくれ」というセリフ(アニメ第3期、第1部)。
企業での応用
若手社員がリーダーになる過程では、他のメンバーの強みを活かし、自分だけでなくチーム全体の力を引き出すことが重要。
協力し合うことで、課題を乗り越えられる。
3. 自分に自信を持つこと
アルミンは自分が“頭脳派”であることを認識し、その強みを活かして作戦を立てることで自分を信じるようになる(アニメ第3期、第2部)。
企業での応用
自分の強みや能力を見つけ、それを信じて行動に移すことが求められる。
アルミンのように自己認識を深め、強みに自信を持つことが成長の鍵。
4. 判断力を養う
アルミンは数々の危機的状況で冷静に判断し、最適な行動を選ぶ。
「ここで諦めたら全員が死ぬ」という判断を下す(アニメ第1期、第23話)。
企業での応用
予測不可能な状況下で速やかに判断を下すことが求められる。
アルミンのように、情報を集め、冷静に判断する力を身に付けることが重要。
5. プレッシャーに対する耐性を高める
アルミンはエルヴィン団長から「お前ができることは他の誰にもできない」と認められるシーン。
大きなプレッシャーの中で成長していく(アニメ第3期、第2部)。
企業での応用
重要なプロジェクトを任されると、大きなプレッシャーを感じることがある。
アルミンのように、プレッシャーに耐え、結果を出すことで、次第に自信が深まる。
6. 失敗から学び、次に活かす
アルミンは失敗を恐れず、失敗から学んで次に活かす。
特に、壁外調査での失敗を自分の成長に繋げる(アニメ第1期、第2部)。
企業での応用
失敗を恐れず、失敗から学び、次回に活かすことが求められる。
アルミンのように、失敗を自己成長の糧として捉えることが重要。
7. 責任を背負う覚悟
アルミンが仲間たちの命を預かる立場になり、「失敗すれば全員が死ぬ」という責任を負う覚悟を決める(アニメ第3期、第2部)。
企業での応用
リーダーシップを取る際、責任を負う覚悟を持つことは重要。
アルミンのように、自分の判断がチームに影響を与えることを認識し、行動することが求められる。
8. 周囲の期待に応えようとする努力
アルミンはエルヴィン団長に「君がやらなければならないんだ」という期待をかけられ、見事にその期待に応える場面(アニメ第3期、第2部)。
企業での応用
上司や同僚からの期待を感じながらも、自分なりに努力して成果を出さなければならない。
アルミンのように、その期待に応えようとする姿勢が大切。
9. 孤独な決断を下す勇気
アルミンが仲間たちを救うために、自分の命を犠牲にしようとする決断を下すシーン。
自らを犠牲にしてもチームを救おうとする(アニメ第3期、第2部)。
企業での応用
リーダーとして決断を下す時、周囲との対立や孤独を感じることがある。
アルミンのように、自らを犠牲にしてでもチームを守る覚悟が、最終的には成長をもたらす。
10. 過去の自分を乗り越える
アルミンが「自分には力がない」と感じていた過去を乗り越え、仲間に信頼されるリーダーへと成長する過程(アニメ第3期、第2部)。
企業での応用
初めてリーダーシップを発揮するとき、過去の自分に不安を感じることが多い。
しかし、アルミンのように、自分を乗り越え、成長を実感することで、さらなる高みへと進むことができる。
11. ビジョンを示し、道を切り開く
アルミンが「僕たちは勝ちたい」と強く宣言し、戦略を立ててチームを導くシーン。
明確なビジョンを示し、行動に移すことで仲間を鼓舞する(アニメ第3期、第1部)。
企業での応用
若手社員がプロジェクトでリーダーシップを取る際、自分がどうしてその仕事をしているのかというビジョンを示すことが大切。
アルミンのように、自分のビジョンを明確にし、周囲に示すことが、チーム全体のモチベーションを高める。
12. 変化を恐れず、成長する
アルミンは、最初は臆病で自信がない少年だった。
成長し続け、最終的には自信に満ちた指導者として仲間を引っ張る存在になる(アニメ第4期、第1部)。
企業での応用
誰しも最初は不安や迷いがあるが多くの経験を積むことで成長する。
変化を恐れず、成長し続けることが大切。
まとめ
アルミンの成長は、誰もが直面する挑戦と似ています。
彼がどのように恐怖を乗り越え、判断力を養い、成長していったかを通じて
自分や周囲のメンバーのモチベーション維持や恐怖を乗り越える力を高めるヒントを得ることができます。
アルミンの成長物語から学び自分自身、自信を持ち進んでいきたいですね。
第1回「進撃の巨人」リヴァイ兵長に学ぶビジネススキル
第2回「進撃の巨人」エルヴィン団長に学ぶリーダーシップ
あぁ、やっぱり『進撃の巨人』どこから観ても最高です。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。