最近読んだマンガの話
久しぶりに個人的大ヒットマンガを読んだのでご紹介を。
最近よく見かけるから割と知ってる人もいるかもしれないけど、、、
『メンタル強め美女 白川さん』
(獅子 KADOKAWA)
「あざとくても可愛くいたい!」
がモットーのOL・白川さん。
「ぶりっ子」「ヒイキされてる」と、
彼女の周りはひがみや陰口ばかり。
でも、どんなネガティブも笑顔で跳ね返す
白川さんの激強メンタルが、
凝り固まった女子たちの暗い心を変えていく…!?
まず、テーマがリアル。
そうそう、そういうことあるんだよね、ってことが取り上げられてるから、読んでてしっくりくる。
そして、白川さんの受け取り方が素敵。
どんな人の悪意も、ネガティブなシーンも、全部上手に乗り越えていく。
乗り越えていくというよりも、受け取らない。
そしてなにより、真似したい考えや言葉、行動がたくさん出てくる。
こういう時はこうやって流しちゃえばいいんだ、こういう考えをすればいいんだ、そんな日常のヒントがたくさん散りばめられてる。
白川さんの世界は、わたしも同じ世界を見てきたはずなのに捉え方が違うから全然違う。
同じような場面に遭遇したことはたくさんあって、それは当事者だったことも傍観者だったこともあるけど、わたしの記憶とは違う結果になる。
こんな考え方ができたら、少しだけ生きやすくなる気がする。
この本にもっと早く出会えてたら、もっと違う自分になっていたんじゃないかなと思う。
今でこそこんなだけど、子どもの頃は散々「ぶりっ子」だって言われてた。
声が高いことも、振る舞いも、服装も、どれも「ぶりっ子」で「媚びを売ってる」って。
もう笑い話にできるけど、当時は本当にしんどくて、めちゃくちゃ悩んだ。
その頃のわたしの世界はとても狭くて、学校と家だけ。
唯一外との繋がりの学校で、自分のことをたくさん批判されたら、まあしょげるよ。
どうしたらいいんだろうって本気で悩んで、話し方もわざと口を悪くしたり、先生や男の子と話す時は声を低くしたり、イジられにいって笑いをとったり。
それでも色々言われて、どうしていいかわかんなかった。
だって、お母さんのことママって呼ぶだけでバカにされるの、それこそバカじゃん。
隣の席の男の子とおしゃべりしただけでたぶらかしてるって、そんな気ないよ。
好きな色がピンクでもいいじゃん、水色は好きじゃなかったんだもん。
この頃にこのマンガに出会ってたら、きっと強くなれてたと思う。
こんなくだらないことで悩まなかったかも。
だから、ただの指南書じゃなくて、わたしにとっては救世主みたいな本だなって思って、何度も読み返した。
過去に戻れるなら教えてあげたいくらい笑
でも、まだまだ人生長そうだから、これから白川さんを見習って、メンタル強めに生きてきたいなって。
くだらないことでくよくよしないような人になりたい。
最後にわたしの好きなシーンを。
誰かの評判を下げたからって
自分の美しさが
増す訳じゃないのに
「私もキレイ
あの子もキレイ」
でいいじゃん
自分がされて
嫌だったことは
人にもしない
それだけ
だってそんな
失礼な人間の
美意識とか
信用するに
値しなくないですか?
白川さんが
極上メイクアップをする
朝は
昨日の闇から
抜け出したい時
見出し画像はみんなのフォトギャラリーから春田みつきさんのイラストをお借りしました。
うさぎかわいい。
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