東京も侮れない。からだととのう!推し温泉
東京で温泉。普段着の温泉のススメ
温泉=わざわざ出かけて旅をしなければ入れないもの
東京近郊で生活をしている方は特に
そう思われているところがあるかもしれません。
でもわたしは温泉って、日常の温泉と非日常の温泉があると思っています。
日常の温泉=普段着の温泉(スーパー銭湯、温泉銭湯)→健康増進
非日常の温泉=晴れ着温泉(温泉旅館、ホテル、民宿)→心の潤い、ご褒美
どちらがいいとか悪いとか、優越や甲乙をつけるわけではなく、
両方あるので、使い分けをすることを推したいなと。
どうしても絶景や非日常感を全面に推したテレビや雑誌での企画が多いし、
温泉とは非日常を味わうもの、と思う人がわたしの周りでも多いけど、
それだけではないということを、コロナがまだ収束していない今、
この機会に、普段着の温泉の良さを知るというのもいいのではないかなと
思っています。
withコロナの今、忙しく過ごす毎日の中でも、
コロナに負けないカラダ作りのために、
しっかりからだをととのえたい。
免疫力アップさせたい。
それなら温泉を使うのがめちゃくちゃ効果的。
何よりつかるだけだから、楽ちんなのが魅力的です。
では、東京の温泉ならばどこがオススメなのか?
都内在住の温泉ジャーナリストが普段着の温泉として利用し、
日常でからだをととのえている温泉をまとめようと思います。
まだ日中は残暑が厳しく、あつ湯(42℃以上)だけだと正直ツライから、
炭酸泉やぬる湯があるところばかりで、今こそ全力で推したい温泉です。
はすぬま温泉
蒲田にある”はすぬま温泉”
外観もオサレだけど中はさらにうっとり空間で、
随所に施されたステンドグラスが美しい温泉銭湯です。
脱衣所までステキ。
お風呂は全てが温泉。
泉質はナトリウムー塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉
温度が違う温泉の浴槽が3つ並んでいますが
水風呂が18℃前後の源泉掛け流し。
交互浴でととのうだけではなく
ダイエット効果も期待できるのが嬉しい温泉でした。
押上温泉 大黒湯
スカイツリーの麓にある”押上温泉 大黒湯”
一見するとごく普通の下町にあるお風呂屋さんという感じだけど
実はここ、キングオブ銭湯とも言われています。
オーナーのお風呂に対する想い、
ただならぬこだわりがハンパないのです。
お風呂は温度差がある浴槽がいくつかあり、
「あつ湯」も「ぬる湯」も両方楽しめるのが魅力的。
泉質は、温泉法規格該当鉱泉(メタケイ 酸にて適合)
男女のお風呂は日ごとに入れ替わり。
大露天風呂がある方は、
ふわぁ〜と硫黄臭も感じられる仕組みが施されています。
(硫黄臭の正体は温泉成分の高濃度濃縮液「ルフロの湯」)
露天風呂で目を閉じると、
ここは東京だとは思えないような感覚もたまりません。
しかもウッドデッキにはハンモックが!
これが温泉銭湯って、本当にすごいと思ったのでした。
久松湯
練馬区桜台にある"久松湯”
外観もまるで美術館のようですが
中も白と黒を基調としていて、とてもスタイリッシュ。
夜の浴室の壁には、
幻想的な光のプロジェクションマッピングが出現します。
・・・すごい。オシャレすぎる。
泉質は、ナトリウム-塩化物強塩泉
大きな露天風呂もあり、ぬるめ。
内湯には38℃程の高濃度炭酸泉もあり
様々なお風呂でからだをととのえることができました。
東京の温泉銭湯ってすごい!
これら3つとも、全部23区内にある温泉銭湯。
だからうれしいことに470円なんです!
ちなみに
温泉と銭湯の違いなどは、以前ここにまとめたことがあり、
コロナ自粛中、多くの方にアクセスをしていただきました。
まだ東京はgo toから除外されているし
なんとも東京から出ることにためらいがある・・・
こんな今だからこそ、東京にある温泉の魅力を再発見。
近くにある温泉銭湯の素晴らしさを体験できる、いい機会かもしれません。
でも
東京もいいけど、三密を回避しなながら新しい旅のスタイルで、
ちょっとだけ足をのばした温泉にも行きたい。
そしてまだまだ暑い日が続く今は、
ぬる湯の温泉でからだをととのえたいな、と。
知らずのうちに溜まっている夏の疲れやストレス。
今年はコロナ禍によるストレスも正直ハンパない・・・
これらを癒し、からだをととのえる温泉選びとして、
#ぬる湯温泉 に特化したこの本も皆様のお役に立てたら、
この上なくシアワセです。
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