プチマクロビアンが薬剤師をしながら考えること その12 サプリメントの併用
プチマクロビアンが薬剤師をしながら考えること その12 サプリメントの併用
認知症健康サポーター。プチマクロビアン。
現役薬剤師のみゆきです。
認知症の母が施設に入って7年目になりました。
調剤薬局での仕事は、マクロビオティックとは程遠い世界。
扱うものは『薬』
わたしはそれを、マクロビオティックの基本である、
身土不二、一物全体、陰陽調和
の3つの東洋の伝統的な考えに当てはめて考えています。
本日は
旧暦皐月廿一日(小暑・温風至)
西暦2020年7月11日
お薬での治療が必要な方で、その病気にも効果がある自分の体調管理のために、
サプリメントの摂取を選ぶ方が少なくありません。
お薬の効果を邪魔してしまうサプリメントもありますし、サプリメントも化学物質であるので、
内臓に全く負担がかからないわけではありません。
何がどう効果を発揮しているか分からなくなるという、デメリットもあります。
サプリメントを積極的に摂ることを、お薬を飲む治療を選んだ方にあまりお勧めは出来ないのですが、
サプリメントを摂っている目的をよく聞いて、飲めるかどうかの判断をすることもあります。
何がよくて、何がダメということではなく、闇雲に摂っていないかをまずは確認します。
多くのサプリメントを飲んでいる方には、一つ一つ確認が必要です。
薬に比べて『軽い』からという理由で、サプリメントや漢方薬に頼る方もいます。
『軽い』という表現がどこにかかるかはわかりませんが、『軽い』から、何をしても良いということでは無いのです。
何を摂るにしても、自分の身体に影響があること、良い面ばかりでは無いということも自覚して、
摂っていただきたいものです。
お薬をお渡しして情報をお伝えする中で、今、他に飲んでいる『もの』があるということをなかなか
キチンと伝えてくださらない患者さまもいらっしゃいますが、それはこちらの受け止める側に原因があると思っています。
何でも話したほうが良いと思われる態度で、こちらが接していないからとわたしは感じています。
色んな意味で、目の前の患者さまが心を開いてくれるようなお話をさせていただきたいと、日々感じています。
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