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マクロビアン薬剤師 もやしを食す

マクロビアン薬剤師 もやしを食す

現役薬剤師のみゆきです。
認知症の母が施設に入って8年目に入りました。

調剤薬局での仕事は、扱うものは『薬』

わたしはその『薬』を扱う仕事をしながら、
マクロビオティックの基本である、
身土不二、一物全体、陰陽調和
の3つの東洋の伝統的な考えを基本とした生活を送っています。

本日は
旧暦如月廿六日
晴明
玄鳥至
西暦2021年4月7日

わたしの勤務している薬局は、
11日始まりのシフト制になっていて、
来週から、新入職員を迎える新しい人員配置となります。

昨日、発表になったシフトで、いよいよ新年度が始まる気運が高まってきました。

この時期は、なんとなく気忙しくなり、仕事が終わって帰宅してからの食事も、
簡単に済ませがちです。

簡単に済ませても、栄養価の高いものをいただいて、その日の疲れを明日に残さないような、
食事と睡眠を心がけています。

簡単に食べられて、たっぷり食べてもカロリーが低く、そして以外と栄養が摂れるのが
『もやし』です。

栄養がない野菜と誤解されがちな『もやし』

『もやし』は豆を発芽させたもので、他の野菜に比べて多くのタンパク質を含んでいます。
そして、発芽により豆にはない新たな栄養素が生み出されるといわれています。

ビタミンB群、C、カルシウム、鉄分、カリウム、葉酸、アスパラギン酸などとともに食物繊維を含み、
アミノ酸の含有量も発芽により増加し、
低カロリーで、なかなか優秀な野菜です。

中でもアスパラギン酸は、疲労回復や代謝の活性化などの効果があり、
スタミナの維持にも使われています。

大豆もやしには、アスパラギン酸がアスパラガスの2倍も含まれていて、
野菜の中でもトップクラスの含有量となっています。

また、発芽することで劇的に増加するGABA(ギャバ)という成分も含まれています。

GABAには精神の安定に働きかけるリラックス効果があり、
ストレスを緩和させる作用があると言われています。

これら『もやし』に含まれている栄養素は、熱に弱く、ビタミンCは水溶性。

ごま油でさっと炒めたり、丸ごと煮てしまい、そのまま汁も残さずいただくことで、
栄養素を逃さずいただくことができます。

疲労回復にも役立ち、リラックス効果のある成分を少量ずつでも続けて摂っていきたいものです。


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