母との面会解禁
母との面会解禁
認知症健康サポーター。現役薬剤師のみゆきです。
認知症の母が施設に入って7年目になりました。
新型コロナウイルス感染症拡大予防策のための緊急事態宣言が解除され、
いよいよ東京のアラートも解除されて初めての週末です。
母の入居している施設が新型コロナウイルス感染症の感染拡大予防のために、3月末に面会禁止となりましたが、6月8日に条件付きで面会が出来る様になり、早速行ってきました。
まず、施設に着くと、玄関ホール前で、靴底に消毒用エタノールを吹きつけて消毒します。
玄関ホールに入って、手指消毒をして、入館表に、体調について記入。
非接触型の体温計で体温測定。
36.3°でした。
それから、決められた洗面所で手洗いうがいまた手指消毒です。
今日は、いつも会っていたリビングにて面会ができました。
リビングに入って行くと、お昼ご飯の後で、いつものところに座ってこくこく居眠りをしています。
『ママ』と声をかけると
『あれ!?どこに行っていたの?』
と聞いてきます。
『お仕事に行ってたんだよ』
というと、うんうんとうなずいていました。
夜は寝ているのか?
ご飯は食べられているのか?
どこか痛いところや具合の悪いところはないか?
等等聞いてみると、その都度同じことを聞き返してきます。
『みーちゃんが元気ならよかった』
と言ってくれました。
そして
『お母さんは元気?』
と聞いてきます。
『みーちゃんのお母さんはママじゃない?』
というと、
『そっか』
わかっているのかな!?
手を取ると、母の方から、両手を合わせてさすってくれました。
ふと気がつくと、またこくこくと寝てしまいました。
寝ていても、ゆったりとした気持ちで一緒に過ごす時間ができとても嬉しかったです。
15日からは、訪問マッサージも再開するとのこと。
母はかろうじて、自立歩行が保たれているので、それが一日でも長く継続できることを祈っています。
また少しでも母の喜ぶこと、そして何よりも自分が楽しめる時間を一緒に過ごしていきたいと思います。
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