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マクロビアン薬剤師 霞始靆

マクロビアン薬剤師 霞始靆

現役薬剤師のみゆきです。
認知症の母が施設に入って8年目に入りました。

調剤薬局での仕事は、扱うものは『薬』

わたしはその『薬』を扱う仕事をしながら、
マクロビオティックの基本である、
身土不二、一物全体、陰陽調和
の3つの東洋の伝統的な考えを基本とした生活を送っています。

本日は
旧暦睦月十二日
雨水
霞始靆
西暦2021年2月23日
天皇誕生日

今日は令和天皇のお誕生日として、2回目の祝日です。

二十四節気の雨水に入り6日目。

七十二候は今日から『霞始靆』

『春霞』(はるがすみ)がたなびいて、
遠くに見える山や景色がぼんやりとかすんで見える季節。

『霞』(かすみ)はときに幻想的な光景をつくりあげますが、
視界が悪くなることもあります注意が必要となります。

季節は春めいて、花粉も本格的に飛び始めました。

そもそも、『霞』(かすみ)とは!?

『霧』(きり)でもなければ、『靄』(もや)でもないもの、、、

『霞』(かすみ)は、『霧』(きり)や『靄』(もや)、黄砂などの影響で、
遠くの景色がかすんで見える状態のことを指します。

学術的にな定義ではなく、文学的な表現として古くから使われてきたものです。

また『霞』(かすみ)は気象用語ではありません。

主に春に使われる言葉。

また、『霞』(かすみ)は昼の呼び名、夜は『朧』(おぼろ)といいます。
朧月夜の『朧』(おぼろ)です。

一方で、
『霧』(きり)や『靄』(もや)は気象用語。
ともに大気中の小さな水滴や微粒子により視界が悪くなる現象を指します。

水平方向に見える範囲が1km未満の状態を『霧』(きり)、
それ以上に見える状態を『靄』(もや)といいます。

いずれにしても、大気中に少しずつ水分が戻ってきています。

乾燥が和らいで、お肌も心も潤います。

身体の中も少しずつ潤っていくようなお食事も取り入れていきたいものです。

春の養生食として、
消化吸収の働きを持つ『脾』の働きを良くする
麦やキャベツで甘味をとりながら、身体の中に余分な水分を溜め込まんしようにしたいものです。

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miyuki_oku
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