夏越祓の水無月
西暦2022年6月29日(水)
旧暦水無月一日
夏至
菖蒲華(あやめはなさく)
大潮
蟹座の新月
〜手書きの言葉。胸からきこえる音に耳を澄ます。
旧暦で月が改まりました。
旧暦六月一日は、地方によって少しずつ形の異なるさまぎまな行事があります
『氷室の節供』
王朝時代の宮中で暑さに向かう六月一日に、
氷を保存しておいた氷室という場所から氷を取ってきて臣下に分け与えて、
食べるという習わしがあったといいます。
江戸時代になると、諸大名が氷、のちには氷餅(こおりもち)を将軍に献上するようになり、
前年の冬の雪水で作った折餅(へぎもち)または氷餅(こおりもち)などを祝って食べる行事が行われていたと言います。
今では、正月のとき家の軒先につるして凍らせ乾燥させておいた餅を『氷餅』(しみもち)と言って焼いて食べる習慣が
関西を中心にみられるようです。
東北地方では、これを『歯固め』と呼んで、堅い餅を食べることによって歯を丈夫にするのを願う風習がありました。
そして、京では、
外郎(ういろう)に小豆を取り合わせて、氷室型(三角形)に切った『水無月』と呼ばれるお菓子となりました。
水無月をいただいて、夏越し祓えをし、この夏を健康に過ごす祈りを込めたいと思います。
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