薬剤師だから考えること その2
薬剤師だから考えること その2
認知症健康サポーター。現役薬剤師のみゆきです。
認知症の母が施設に入って7年目になりました。
新型コロナウイルス感染症で、まだ一部の都府県で緊急事態宣言が出されていますが、
解除に向けて動き出しているようです。
東京の人出も大分多くなってきています。
薬局での仕事は、緊急事態宣言中も変わることなく続き、
薬局の中での取り組みの変化に大分慣れてきました。
新型コロナウイルス感染症が流行する以前も今も変わらずやっていることは、
手洗い、うがい、必要時にマスク着用です。
コロナウイルス自体は風邪症状の代表的なウイルスであり、
以前から存在し、これからも変異を続けて存在し続けます。
これを機会に薬局の取り組みとして加わったこと、変化したことをひとつづつ、検証してみたいと思います。
今日は、薬局だけではなく、対面でお客様と話をする職種
スーパー、コンビニなどのレジや、銀行の窓口などに設置された
『飛沫予防のためのビーニールシート』
について。
薬局では、以前から、24時間開局の薬局では、
夜間、患者さまと一対一で対応をしなければならない時用に、危険を伴うことも考えて、
ガラス張りの衝立の、手元だけ出し入れが出来るカウンターがあります。
郵便局などの夜間窓口もそうなっています。
このカウンターは、感染予防ということは当初は考えられていなかったのですが、
今では、発熱や咳の症状のある方、検査待ちの方のお薬のお渡しに使われています。
通常のカウンターには全て、天井からビニールシートがかかっているのですが、
これが設置されたことによって、患者さまの方が、安心感を持たれたことを感じます。
お家にいる時間が長いこともあり、また、電話診察により処方されたお薬を取りに来ると言った時には、
以前よりもゆっくりと、色々お話されている方が多く見受けられます。
唯一の難点としては、声が聞こえづらい時があり、
大きな声を出すのが憚れる内容のお話と時の工夫が必要となることです。
このビニールカーテン、外すのか、継続するのか、
自分が所属している会社の考えやいかに、、、
そして、各社どう対応をするのか、、、
個人的な見解は、隔離ブースは残して、他は以前に戻る、
もしくは、患者さまに選んでもらうということもありなのかもしれません。
こちら側のマスク着用は続けることになりそうです。