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プチマクロビアンが薬剤師をしながら考えること その11 感染症予防

プチマクロビアンが薬剤師をしながら考えること その11 感染症予防

認知症健康サポーター。プチマクロビアン。
現役薬剤師のみゆきです。
認知症の母が施設に入って7年目になりました。

30年ほど前にマクロビオティックの世界に出会いその考え方を中心とした生活をしています。

7年間の修行を経て、仕事は薬剤師を選んで生きてきています。

調剤薬局での仕事は、マクロビオティックとは程遠い世界。
扱うものは『薬』

わたしはそれを、マクロビオティックの基本である、
身土不二、一物全体、陰陽調和
の3つの東洋の伝統的な考えに当てはめて考えています。

本日は
旧暦皐月廿日(小暑・温風至)
西暦2020年7月10日

感染症予防は一般の方たちにとっても、もう季節性のものでは無くなってしまいました。

手洗い、うがい、必要に応じたマスクの着用、最近できた言葉のソーシャルディスタンス。

新型コロナウイルス感染症の流行は、人々に、感染症は予防するものという概念を持つようにさせてくれたという意味では、
とても良いことだと思います。

もともと持っているご病気によって、お薬を普段から毎日飲んでいる方の中には、
ご病気や、その治療のためのお薬によって、免疫力が下がり、感染症(風邪など)にかかりやすい状況にあります。

それを予防するための生活の工夫をずっとしているわけですが、今は、周り皆が、その感染症対策をしているので、
ある意味過ごしやすいのではと感じています。

マスクを一年中していることも、手洗いやうがいをこまめにすることも、今や生活の中の一環として、
誰もがすることです。

感染症にかかりやすい、感染症になったら悪化しやすい状況ということは変わりませんが、
社会全体が取り組んでいることであれば、特別なこととして捉えなくてもよくなっています。

風邪をひきやすい季節が冬という考えが、今やもう無くなっていると言っても過言ではないので、
一年中、社会全体で、感染症予防です。

『感染症』というものだけが一人歩きをしていますが、世の中には他の病気の治療をしている方がもっともっと多勢います。

そういう方たちにも思いやりを持った気持ちを込めて、患者さまに向き合っていきたいと思っています。

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