冬至に向けて冬の養生を意識する。
西暦2022年11月30日(水)
旧暦霜月七日
小雪
朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)
小潮
上弦の月
西暦2022年も残すところあと、1ヶ月となりました。
今年は自分のことではない(主に母のこと)決断を色々と下す年でもありました。
何かを決める時の基準はそれが自分がやりたい事であるかどうか。
やりたいこと、もしくはやってみたいことは、
それを思うことでは満足出来ないので、実際にしてみるということで、
自分を満足させることができます。
自分の事ではないとはいえ、結局は自己満足に繋がるのだと思ってしまう冬の空です。
『冬』と言う季節は、
収穫の秋が終わり、日照時間が一番短くなる時です。
植物は『冬木立』となり、動物は『冬眠』をするものもいます。
同じように、私たち人間の身体もいわゆる『新陳代謝』が低下していく時期となります。
そんな寒い冬の次には『春』がやってきますので、
来るべき『春』を元気に迎えるためには、
この前冬の間に、一年の疲れを取り払って、『英気』『衛気』を養って、
心身共にメンテナンスをするための『冬の養生』を実践していきたいものです。
冬の養生は、
◉早寝遅起き
と言われていますが、、、これは現実的ではないので、
自分に合った睡眠時間をしっかりとると、置き換えます。
次に
◉適度に身体を動かして、防寒保温を心がけて『陽』の気を体の中に収めます。
そして
◉ 自分に合った滋養(栄養をとり)強壮(健康でいる)を行います。
さらに漢方でいうところの
◉腎(腰・骨・耳・脳・生殖機能)を健やかに保つ生活をします。
『陰』の気が極まる冬至、今年は12月22日。
冬至を過ぎると陰陽が入れ替わっていきます。
じっくりと自分の心と身体と向き合う時間を作りたいと思います。
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