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プチマクロビアンが薬剤師をしながら考えること その8 梅雨から夏の食養生再び

プチマクロビアンが薬剤師をしながら考えること その8 梅雨から夏の食養生再び

認知症健康サポーター。プチマクロビアン。
現役薬剤師のみゆきです。
認知症の母が施設に入って7年目になりました。

今日2020年7月7日は
二十四節気の小暑
七十二候の温風至
梅雨が明け、熱風が吹き始める頃です。
そして七夕。

願い事はしましたか?

今年は、まずは新型コロナウイルス感染症が治ること。

そして、皆様が健やかに過ごせること。

この、梅雨から夏にかけてに身体に不調を感じる方はいわゆる『湿気』にやられてしまう方が多くいます。

身体が重だるくなったり、頭痛や関節痛がしたり。
尿や便がスッキリ出なかったり、肌トラブルも起こりやすくなります。

また、食欲不振になったり、下痢をしたりむくんだりと、
敵は『湿』のようです。

ご自身の『舌』を鏡で見てみてください。
『湿』が溜まると舌が腫れぼったくなり、側面に歯形が着きます。
また、真ん中には白い苔が見えることがあります。
そんなふうになっていたら要注意。

室内では『除湿器』が活躍しますが、体の中も『除湿』が必要です。

外から『湿』が入り込まないようにするには、

・水分を取りすぎない
・身に付けるものは通気性の良いものを選ぶ
・軽く動いて汗をかいてハッサンする

身体の中に『湿』がたまらないようにするには、

・冷たいもの、生もの、甘いものを控える
・温かく消化のよいものを食べる
・どうしてもビールを飲むなら、温かいお味噌汁も一緒に

などの養生が良いでしょう。

オススメの食材は、
とうもろこし、そら豆、小豆、もやし、みょうが、紫蘇、昆布、蕎麦、春雨、はと麦茶などがあります。


わたしは、今日はとうもろこしを茹でて塩を振って食し、とうもろこしに付いていた髭をよけておいて、
はと麦茶と一緒に煎じていただきました。

汗もかけて、お小水もスッキリ出て、肌にもよくて一挙両得です。

梅雨から夏の『湿』にやられている方がいたら、これらのことをお話ししようと思います。


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miyuki_oku
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