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結婚祝いは割れない数字がいいのか

先日姪っ子の結婚が決まったとの知らせがありました。
お祝いを送ろうと、私が結婚した時の記録を見返したところ、伯父伯母(叔父叔母)からのお祝いはほぼ10万円。
今回もそれに倣おうと思い、夫にそう言ったところ、「結婚祝いって割れない数字がいいんじゃなかった?」と。

…確かに😧
別れを連想させるので、偶数はよくないという話は聞きますよね。
10万円はOKなのかも含め、結婚祝いにおける避けるべき数字について調べてみました。

結婚祝いで避けるべき数字とは

割れる数字は縁起が悪い?

「2」「4」「6」のような偶数は、割り切れる数字であることから、別れや分割をイメージさせるため縁起が悪いとされています。
そのため、結婚式などの慶事で現金を贈る際は、偶数を避ける傾向があるようです。

奇数は縁起がいい?

偶数を避け、奇数を好む。
そこには、どうやら陰陽思想の影響がありそうです。
陰陽思想は中国の古代思想で、この世界に存在するものは「陰」と「陽」二つの要素から成り立っているという考え方。
例えば、
陽…天 太陽 男性 左 上 奇数
陰…地 月  女性 右 下 偶数

奇数は陽で、偶数は陰。
そう言えば、奇数の一番大きな数字「九」が重なる九月九日を「重陽の節句」と言ったりしますよね。

陰陽という言葉のイメージからか、陰にはマイナスのイメージがつきまといます。
ですが、調べてみると、本来陰は中に向かっていく力を意味し、陽は外に出ていく力を意味します。つまり、陽が良くて陰が悪いということではなく、力の向きが違うということのようです。

「4」「9」は縁起が悪い?

「4」=死
「9」=苦
という語呂合わせ?から、日本では「4」と「9」は忌み数とされます。
ホテルの部屋番号や駐車場の番号では、「4」と「9」を使用しないこともあります。
そんなこともあり、結婚祝いにはあまり適さないかも知れません。
(それ以前に、4万円、9万円ってかなり中途半端な気がしますが💦)

10万円はいいのか?

さて、肝心の10万円はOKなのか?という問題。
色々調べてみましたが、割り切れる数字というものも下一桁にのみ適用されるようです。
つまり、二桁以上は10万、15万、50万、100万などキリのいい数字なら問題なしというのが一般的な考えのようです。
(0は偶数ではないのか?という問題はこの際置いておきます)

結局のところ…

先ほど偶数は避けるべきと書きましたが、例外もあるようです。
「2」は夫婦、ペア、二重の慶びなど縁起のいい意味に解釈する人もいるそうです。
また「8」は末広がりでおめでたい、との考え方もあります。

まとめると、
・奇数はOK
・2、8はOK
・二桁以上はキリのいい数字はOK
ということのようです。


色々調べてみましたが、正直考え方次第でどうとでも変わる、という気がします。
そもそもお祝いって気持ちの問題ですよね。
それぞれ経済的な事情もあるだろうし、「金額が少ない=お祝いの気持ちが少ない」訳でもないと思います。
個人的には自分の出来る範囲でお祝いしてあげればいいのかな、と思います😊

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