心療内科に行くのが怖い人へ

自分はうつ病かも?適応障害かも?って思うけど、
心療内科、精神科、メンタルクリニックには
行くのが怖い人、いっぱいいるんじゃないかな。

私もそうだった。

医療関係の仕事をしていて、
うつ病が起こる科学的なメカニズムや
うつ病の薬がどうやって効くのか、
そういう知識も十分あった。

それでも、そんな私でも、怖かった。

自分なんかが、うつ病って言って、会社を休むなんて、甘えなんじゃないかと思って、行けなかった。

それに、そう診断されるのは、認定されるのは
自分がだめだと言われている気がした。

うつ病って言われたら、家族になんて言ったらいいんだろう?
そんな心配もあった。

結果、本当にぎりぎりの身体が悲鳴をあげるまで、病院には行かなかった。

でも、そしたら、入院しなきゃいけないくらいまで、憔悴しちゃって、
治療にも、社会復帰するにも、すごく時間がかかってる。

今思えば、もっと早く病院に行けばよかった。

薬を飲むのは抵抗がある人も多いと思うけど、なるべく飲まなくて済むように、相談することだってできると思うし、
『診断書』を出してもらえれば、それがいろいろ免罪符になる。

診断書を出してもらって仕事を休むのに抵抗がある人もいると思うけど、休んでいい、むしろ、休んだ方がいいと思う。

その方がきっと未来の自分に感謝されるよ。

診断書があれば、仕事内容を変えてもらうことだってできると思うし、それは”わがまま”じゃないよ。

個人的には、眠れないときは薬をうまく使ったらいいとは思うけど、
それ以外のうつとか不安の症状は、環境を変えるのが一番効果がある気がするから。

だから、怖いかもしれないけど、つらかったら、自分を守るために病院に行ってみるのがいいんじゃないかな、って個人的には思う。

行ってみたら、『え?この人もそうなの?』って思うような、本当に普通の人がいっぱい通院してるのに、少し驚くんじゃないかな。

自分を守る選択をしてあげてほしい。


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