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【職員インタビュー】三好市と聞いて、前向きなことを連想するまちにしたい。 -商工政策課

こんにちは!三好市商工政策課です。

三好市役所には熱い想いを持って、三好市を良くしていきたい、魅力を届けたいと思って様々な取り組みを行っている職員がたくさん在籍しています。

今回は商工政策課の職員、企業版ふるさと納税・サテライトオフィス誘致プロジェクト担当の増井さんへのインタビューを通じ、三好市での取り組みや三好市の魅力についてお届けします。

ぜひ最後までお付き合いいただけると嬉しいです。





増井 陵
三好市池田町で生まれ育つ。香川県の大学を卒業後、旧池田町役場に就職。環境課、総務課、税務課、会計課、水道課を経験し2021年4月から商工政策課に配属。現在はサテライトオフィス等の企業誘致を担当。趣味はバイク(乗る・修理)と植物を育てること。


大学卒業後、愛着と親しみがある地元にUターン

ー増井さんはなぜ三好市役所に就職したんですか?

私は高校まで三好市で過ごしていましたが、大学進学を機に地元を離れ香川県に住んでいました。ですが、地元まで車やバイクで2時間もかからない距離だったので、よく帰省していたのを覚えています。

6町村合併前の旧池田町役場に親戚の叔父が在籍していたこともあり、役所が身近な存在だったので、採用試験を受験しました。同時に民間企業や他の公共団体も受け、内定を貰っていたのですが、町職員として働くことが一番イメージがついたので旧池田町役場に就職しました。

地元に愛着があったのと、長男ということもあって地元での就職に違和感がなかったです。当時の三好市はまちも賑やかでしたし、車やバイクに乗ることが好きだったので、特に不便に感じることがありませんでした。

ー商工政策課にはいつから在籍されていますか?

環境課、総務課、税務課、会計課、水道課を経て、2021年4月から商工政策課に配属されています。配属当初は新型コロナウイルス感染症が猛威を振るっていた時期なので、市内事業者への給付金や、市民へのクーポン券配布事業を主に担当していました。


注力プロジェクト「サテライトオフィス誘致」

ー増井さんが現在注力してる取り組みを教えて下さい!

私が現在注力しているのは「サテライトオフィス誘致プロジェクト」です。三好市は2013年よりサテライトオフィス誘致活動を積極的に行ってきました。これまで多くの方の努力とご縁があって、現在三好市には10社の素敵なサテライトオフィスが進出しています!

全国どこの地方自治体も同じだと思いますが、三好市の課題は「急激な人口減少」です。三好市には大学や専門学校がなく、また就職先も多くありません。そのため県外に進学し、地元へ戻って来る・地元で就職するという選択をする子が少ない現状です。そこで、地元にない業種や魅力的な企業を誘致できれば、地元での就職を選択する人が増え、人が人を呼び、この急激な人口減少を食い止められると本気で考えています。

私がサテライトオフィス誘致の担当になって2年目になります。サテライトオフィスが20社、30社と増えていき、雇用が生まれ、まちや商店街に人が溢れ、市民が安心して生活できるような活気ある市を目指しています。

年に6回(三好市/東京/大阪でそれぞれ2回ずつ)の誘致セミナーを開催し、そこで繋がりができた企業とサテライトオフィス進出の話を進め、実際に三好市に開設していただくことが主な活動です。

■直近開催のサテライトオフィス誘致セミナーについて
・東京:9月11日(水) @WeWork KANDA SQUARE(18:00〜)
・大阪:9月12日(木) @D2H OSAKA(17:00〜)
※ご興味をお持ちいただけましたら以下までご連絡ください。
 産業観光部 商工政策課
 電話:0883-72-7645(直通)


ー精力的に活動している印象ですが、何か意識していますか?

サテライトオフィス誘致活動においては、いわゆる”お役所仕事”では務まらないと考えています。対企業の仕事なので、時間がかかってしまったり、非効率な対応だと、わざわざ「三好市に進出しよう」とは思っていただけないと思います。縁ができれば次に繋がり、それがまたさらに次に繋がるということを体験し知っているので、意識的にスピード感と丁寧な対応を心掛けています。

もともとマメな性格ではあるので、こういった対応をすることが苦ではないです。サテライトオフィス進出企業の代表や職員の方とは常々、密に連絡を取ったりしています!

ー他に何か取り組まれていることはありますか?

他には、今年の4月より三好市役所前に観光物産情報提供施設(アンテナショップ)の「お土産・Cafeくくる」がリニューアルオープンされ、三好市の名産やお土産等を販売しています。そこで地元の事業者さんの悩みや商品開発について身近に話せる環境が整ったので、今後は地元の事業者さん達と積極的に関わっていきたいと考えています。

地元の事業者さんについて、岡山県倉敷市児島にあるジーンズメーカー「ベティスミス」さんの縫製工場が池田にあったり、かずら橋にも使われているシラクチカズラの実「サルナシ」を活用して加工品を開発している事業者さんがいたり、まだまだ三好市について知らないことが多いと感じます。

サルナシ|大歩危祖谷ナビ写真素材より


”四季折々の景色・イベント”を楽しめるところが好き

ー三好市のどんなところが好きですか?

好きなところは挙げ出したら切りがないんですが…(笑)特に好きなところは、季節を感じられる景色やイベントを楽しめるところです!

池田高校から諏訪公園にかけての桜並木や、阿波池田駅から車で10分程のところに蛍が見られる川があったり。春や秋の過ごしやすい季節に自転車で祖谷街道を走るのもオススメです。春は新緑、秋は紅葉がとても美しいです。

ひの字渓谷|大歩危祖谷ナビ写真素材より

8月には「いけだ阿波おどり」が毎年14日〜16日で開催されます。商店街の中が一番賑わうお祭りで、活気が一気に戻り元気になるので本当に好きなイベントです。

池田阿波おどり
(左:三好市観光大使 演歌歌手 北山たけしさん/中央:三好市長 高井美穂/右:琴平町長 片岡英樹さん)

12月には「池田冬のオブジェ夢来人(ゆめらい)イルミネーション」の風景がとても綺麗で好きなイベントです。阿波池田駅横のへそっこ公園にイルミネーションやオブジェが飾られます。

2月には、新酒を中心に四国中から集めた名酒の試飲ができる「四国酒まつり」があり、当日は市内の酒蔵も開放され、お酒好きな多くの方々が楽しみにしているイベントです。

また、三好市に住む人・関わる人も大好きです!市民は勿論のこと、私はサテライトオフィス誘致活動をしているので、サテライトオフィス進出企業の代表や社員さん達は皆様、魅力的で面白くて大好きです。皆様からは市役所にいるだけでは関わることのないアイデアや知識に触れることができ、毎日良い刺激を受けています。


三好市と聞いて前向きなことを連想するまちにしたい

ー最後に、増井さんは三好市をどんなまちにしたいですか?

私が学生の頃、商店街には本屋さんやケーキ屋さん、パン屋さんなどがあったり、池田町には映画館もあって、学生も多く活気がありました。

私には県外の大学に進学した息子と地元の高校に通う娘がいます。子どもたちは学校を卒業して市外へ出ていくのが当たり前のことだと思っているのかなと思っています。子どもの視野でみて地元は田舎で何もなく、都会には魅力的なものがいっぱいあるとも思っているかと思います。だからこそ、まずは大人の僕が三好市は魅力あるところだと胸を張って言いたいです。

そこで私は、日本全国の人が徳島県の三好市と聞いて、素敵なまち・オシャレなまち・希望のあるまち・チャンスのあるまち・キラキラしたまちなど前向きなことを連想するまちにしたいと思っています。そのようなまちにしていくために、サテライトオフィスを誘致し、地域を再生する事業を実施していきます!

近年、三好市の課題を解決するための企業や、リーダーシップが取れる意欲的な人がぞくぞくと三好市に来てくださり、毎日ワクワクが止まらないです。そういった人たちをさらに三好市と繋げて、人口減少を止めるだけにとどまらず、昔の活気を取り戻したいなと思っています。


最後に

今回は商工政策課で精力的にサテライトオフィス誘致プロジェクトに取り組んでいる増井さんにお話を伺いました。この記事をきっかけに少しでも三好市のことを知っていただけると嬉しいです!

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