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君を連れて

あの時 僕は君に すべてを諦めたと言ったね

生きることさえ徒労だった

そして僕は 今 生きている

こんなにも深い 代償を払いながら


行ったり来たりの繰り返し

こんなにも無責任に

こんなにも身勝手に


白い空に見下ろされ

窮屈すぎる自由に 縛られながら

朝陽に目を背けてはいるけれど


汚れた靴でも磨こうか

リュックに

思い出になりきれない

過去だけを詰め込んで


いつも包まれているから

振り返りはしない


準備なんて 何ひとつできていないけど

明日へと歩き出すよ

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水押
読んでいただき、ありがとうございます。 良ければまたいらしてください。