詩「とけていく」

空が白み始める
色とりどりに描いた 空想の終わり

闇に包まれた 灯りの下で
幾重もの過去が
私を抱きしめて また去っていく
睡魔と覚醒に酔いながら見る幻

一生分の思い出を閉じ込めて
化石になって眠りたい


追伸
朝の光に「溶けていく」のか、夜の魔法が「解けていく」のか…。

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水押
読んでいただき、ありがとうございます。 良ければまたいらしてください。