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Photo by
yamayasu400
轍なき道
悲しみの 悲しいほどの 悲しみの
扉を閉めて 一人寝る
過ぎ去る日々を 慈しむ 余暇さえ待たず 日は過ぎる
悲しいほどの 悲しみに 扉を開けて 出逢う時
眩いほどに 愛おしい 記憶を抱いて また歩き出す
踏み出せば 人影もない 道がある
一輪の花 胸にたずさえ
追記
『万葉集』に興味があって、少しずつ読んでいる。
特に長歌に興味があったので、変則的な定型詩みたいなものだし、やってみたいなぁとずっと思っていた。
五七五七と繰り返し、七七で締め、反歌(五七五七七)を添える、というのが基本形らしい。
字数の決まった詩は苦手意識があって尻込みしていたのだけど、とりあえず慣れていこうと思って書いてみた。
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