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半導体・電子部品製造大手「ローム」が次世代パワー半導体の工場を開設へ。国富町の「ソーラーフロンティア旧国富工場」を取得。

本当に久しぶりに、宮崎に多少の希望の光が見えるニュースが流れましたね。

と言っても、昨年250人規模の雇用が失われた場所を、別の企業が買い取ったというだけなので、その後の事業規模がどれほどになるかということが問題なわけですが。

来年末の稼働を目指し、国内の生産拠点としては最大規模になるということです。

ロームは京都市に本社を置く半導体メーカーで、ロームによりますと、来年末の稼働を目指して、国富町にEV=電気自動車などの電気の制御に使う「パワー半導体」の製造工場を開設するということです。

製造されるのは、耐久性や省エネ性能に優れた「SiC」と呼ばれる次世代のパワー半導体です。

電気自動車の市場が拡大の一途をたどるなか、需要が高まっていて、国際的な競争を勝ち抜くため生産能力の強化を図ります。

NHKのニュースから引用

ロームについては、福岡あたりにパワー半導体の設備投資を行うということが言われていたので、このタイミングで宮崎に国内最大の製造拠点を作ってくれると言うのは非常にありがたいです。

これまで、宮崎から撤退した工場としてはプラズマディスプレイや太陽光パネルなど、どちらかといえば最終製品に近いものの組み立てのようなものが多かったですが、底堅い需要が見込めそうな部品分野の企業が積極的な投資をしてくれるというのは非常にありがたい話であろうと思います。

なんとか先日失われた人数以上の直接的な雇用が発生して、周辺への経済効果も上がってくれるといいのですが。

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