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スナップ中の宮田の視線・視点

とある日のスナップ中の宮田の視線・視点を再現。

ぼーっとしながら
歩いているように思われますが、
意外とそうでもないんです。

まだ遠くにある時点から
「いつも拾い集めている被写体だろうか?」
「新たなネタになるような被写体だろうか?」

というジャッジをしながら歩いています。

写真の真ん中あたりに
すわっ!
片手袋発見か!?
大体これくらいの距離からジャッジ


この辺りで、「あぁ、こりゃ片手袋じゃない、、、か、な?あ、でも軍手かな??」と集中力がちょっと切れる。。。


↓軍手かな?と期待しつつの参考画像↓


集中力が切れると道の左右にあるこういったモノも視界の片隅に入ってくる。「アッチが終わったらあとでアレも撮らなきゃ」と候補に入れつつ、撮りたいモノに進んで行く。


視線、復帰。だいぶ近寄っている。


ナンダ、コレ……確かにまぁちょっとだけキャッチャーミットっぽいけど、片手袋ではなかった。。。


また別の日。これくらいの距離から、、、前方の光と影の境目ちょい手前くらいに、、、あ、片手袋っぽいな、と……


紳士淑女が愛用しているような細めの手袋じゃね?とまだこの時点では思いながら、、、


↓参考写真。こういうヤツね↓


到着。
ナンダヨ、コレ……手の形すらしてない……


近づいてみて、「ああ、三角コーンじゃなかったなぁ」と思っても撮るんです。


「あ、片手袋じゃなかった」それでも撮れば良いじゃないか。


犬のフン禁止看板じゃない、とか……それでも撮る!


と言った感じの宮田の視線・視点でした。

ひとつでも多く打席に立って
空振りをする勇気がある人間が
ヒットやホームランを打てる、はず。

いやそもそも、こんなもん失敗でも何でもない。

見間違いではあるが、撮ったら成功。

まぁ何と言いますか、、、こういった写真もその場で消さないように!

カメラの小さな液晶で見た「自分の感覚」なんて信じすぎないが吉。

大きなモニタやプリントした写真を見ながら組写真の並びを考えている時に、「失敗写真」と思っていた写真が何かに化けることもある。

そして、0と1のデジタルの世界は何が起きるか分からない。

しょーもない一枚、ボケやブレた一枚、連写して生まれた似たような一枚、、、を消したら撮っていたはずの何枚かが無いぞ……ってなことがないこともない。

デジタルを信用しすぎないが吉。

撮ったら成功
撮らないことが失敗

どんだけブレようが
狙った被写体と違おうが
連写してほぼほぼ同じ写真だろうが

撮ったら成功!

「あぁ、、、アレ撮っておけば良かったなぁ……」

「あぁ、、、アレ消さなきゃ良かったなぁ……」

と後悔し続けるのが失敗だと思っています。。。


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宮田雄平/カメラマン
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