本当に普通のOLでも自分を変えられるんでしょうか
人って本当に変われると思いますか?
自分に嫌気がさして変わりたいと思うことありますか?
わたしはここ数年、慢性的に自分のことを好きになれない状態が続いています。
この状況をなんとか変えたくて、noteを始めました。今日はちょっとその話を書いてみます。
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わたしは昔から良くも悪くも「いい子」でした。
子供の頃って勉強するとお母さんとか先生とか、大人が皆んな褒めてくれるじゃないですか。
それが嬉しくて。
必死に勉強して、高校も大学も実力以上のところに入れたと思います。でも、どちらも背伸びして入った学校なので、周りは自分より遥かに頭の良い人ばかりでした。
わたしは常に取り残されることに怯えていました。ビクビクしつつ、皆んながサボる授業に休みなく出席し、必死で研究をしました。
とにかく学生時代のわたしにとって、皆から乗り遅れないことが一番重要なことでした。勉強は一例で、スポーツ、対人関係、恋愛など、すべてのことに対してそんなふうに考えていたと思います。
初めてつまづいたのは就活でした。
なにしろ何も考えずにみんなが「良い」という方に歩いてきたので
エントリーシートの「志望理由」の欄に書くことが思いつかない。
いっぱい受けたけど、エントリーシートで落ちたり、グループ面接で落ちたり。お祈りメールが来るたびにどんどん自分の今までが否定されているような気分になっていきました。
結果まぐれ的に内定をもらって今の会社へ入社しました。でも、ここも自分より遥かに優秀な人で溢れていて、「またかー」と。
そして今もまた、皆んなに乗り遅れないように必死で働いています。
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「いいじゃん、大学も出て会社にも無事に入れて」と思う人もいるかもしれないけど、ここ何年も、すごく怖いんです。
振り返ってみると、わたしはただ皆が良いという方向に進んで、その中で乗り遅れないように必死に走っていただけな気がして。
自分で何かを選んだり、変えたりしたことはなかった。その結果、なんのアイデンティティもない、本当に無個性な人間が生まれてしまったんじゃないかと思うんです。
SMAPは「みんな世界に一つだけの花だよ」なんて言うけど、わたしだけは違うんじゃないか。本当にアイデンティティのない、「普通」の道端に生えてるぺんぺん草なんじゃないかと。
定期的にそんなふうに落ち込んでしまうのです。
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「何かしないと」という焦燥感にかられて文章を書こうとしました。でも書き始めたら全然うまく書けず、更に落ち込みました。
なぜ自分が文章が書けないのか気になって、文章力について書かれた本を何冊か読みました。
その中のいくつかには、以下のような趣旨のことが書いてありました。
「文章は書く中身が重要。文章そのものを書くことに必死になってはダメ」
「アンテナを張って生きている人は、勝手に書きたいことが集まってくる」
それで分かりました。自分は「書きたいこと」も「やりたいこと」も「中身」も「アンテナ」もいままで持ってこなかったんじゃないかと。
衝撃でした。だって30年も生きてきて中身がないんだもん。これはやばい。
だからこれからは真面目に、自分の「中身」や「アンテナ」を探したい、作っていきたいと思ってます。
変われるかわからないけど、やってみたい。
その媒体としてnoteを借りようかな、と思います。
つまらない話でごめんなさい。
でももし、一緒に探してくれるとか、教えてくれるとか、何もできないけど応援するよとか、そんな気持ちになってくれたならとても嬉しいです。
また次の記事も、読んでもらえたら嬉しいです。