さとしま みや

90年代生まれの静岡育ち、神奈川在住。休職中。桃とかつおぶしが好きな左利き。【毎週水日夜更新】 アイコンはとねむにかさん

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    読んだ本を記録します。

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    自由に気ままに生きられるようになるためのエッセイです。

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    何度でも読み返したい、大切な記事を集めます。

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自分のこと

「みや」と申します。 読んでくださり、とてもとてもうれしいです。 毎週水曜日と日曜日の夜に、エッセイや本の感想を書いています。ちょっと不思議な話、本と動物の話が好きなので、そういうものを書きたいと思っています。 以下にもう少し詳しく書いていきますので、お時間のある方は是非お立ち寄りください☕️ * みやという名前本名ではないけど、仮名ともいいきれない、そんな名前です。気軽に「みや」としたの名前で呼んでもらえると嬉しいです。 人めがねをかけたちいさいやつです。 蒼井優

    • 「そういうふうにできている/さくらももこ」でちょっとラクになる

      夏の終わりに、図書館でめぐりあったこちらの本を読みました。 寝る前にベッドの中で読んだのですが、くすくす笑ってしまってぜんぜん眠れませんでした……。 今日はこの本のことを書いてみたいと思います。 * この本は、1995年に新潮社から出版されたさくらももこさんのエッセイです。 さくらさんが「子供が欲しいなぁ」と思ってから、妊娠、出産にいたるまでを描いた本になっています。 いやもう、面白かったです。(語彙力) 基礎体温をなんと夫にばれないように適当につけていたり(下

      • 朝10分ヨガをつづけてみたら

        どんな運動も一週間以内にやめてしまうことから「飽き性日本代表」もしくは「飽き性界のイチロー」と呼ばれています。 そんなわたしが、めずらしく三か月以上、しかも気持ちよく続けられている運動があるので、今日はそのことを書いてみたいと思います。 *きっかけ そもそもなぜ新しい運動を始めようと思ったかというと、自律神経が壊滅状態だったからです。 仕事をお休みしてからふらふらと生活規則が乱れ、ベッドに入ってもうまく眠れなくなってしまいました。 そうすると、身体を律する機能がガタガ

        • なつやすみの旅日記

          8月の半ばに、御殿場の時之栖というところに泊まってきました。 妹家族とのはじめてのお出かけです。 今日は旅行中に撮った8枚の写真(人以外)のふりかえりを書いてみたいと思います。 * 入念な事前調査を経て作成したワイロ。 一番好きらしいやさいジュレをメインに、シール類や煎餅をつめこむ。 なんとsuicaで買えるので、ほいほい甥っ子土産に八つ橋スライムキーホルダーを追加。 昼に自然公園へ立ち寄り、施設内のレストランで夕飯を食べたはずが、顔が入っていない写真が全然ない。

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          忘れられない不思議な話 / あしか祭り

          なぜだかずっと忘れられない話がある。 それは村上春樹の「カンガルー日和」という短編集の、「あしか祭り」という話である。 著者らしい、よくわからない(褒めてる)作品だが、あらすじを簡単に書いてみる。 * 主人公の男性は、ある日新宿のバーで隣に座った「あしか」にうっかり名刺を渡してしまう。 その名刺をもとに、一匹のあしかが家に押しかけてくる。あしかにはどうやら頼みたいことがあるらしく、言葉巧みに援助をねだってくる。 話を聞くと、「あしか祭り」というイベントの開催を目指

          忘れられない不思議な話 / あしか祭り

          手術を受けてきづいたこと

          去る6月。 通っていた婦人科で身体にすこしおかしなところが見つかったので、手術を受けてきました。 いままで幸運にも健康で、最高に大きな病気といえば重度の扁桃炎で入院したぐらい。(本当につらかった) 手術なんて全く受けたことがなかったので、「本当に麻酔で眠れるのか…?」「痛くないのか…?」と、決まった時からガタガタ怯えていました。 当日朝、10時半に病院へ。 小鹿のように震えるわたしを、ショートカットの、ぱんと弾ける笑顔の看護師さんが出迎えてくれました。肌が白いのに健康

          手術を受けてきづいたこと

          共感できないもの 「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」

          共感できないことってたくさんあります。 たとえば、潰れたトマトを全身にまとって走りたいと思ったことは一度もないし ジェットコースターやバンジーを試すならお化け屋敷の方が100倍いい。 きのこの山派の気持ちは一生分からないでしょう。 些細なことは置いておいて、仕事ではそういうことが多々あります。 それについて、最近思っていることが書かれていたのがこの本でした。 ブレイディみかこさんというイギリスで子育てをされている方のエッセイです。 階級問題や人種差別について、子育てを

          共感できないもの 「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」

          シロクマの心配をしている

          こんばんは。 今日もとても暑かったので、お団子を買いに行っただけで前髪がぺたんとなってしまいました。 ところで、ここ最近とても暑いので、ひとつ心配していることがあります。 それは、ホッキョクグマ(通称:シロクマ)のことです。 何を隠そう、わたしは動物のなかでもシロクマが特別好きです。氷の上をするする移動するのをみるだけで気持ちいいし、おおきなアザラシをあっという間に狩るぐらい強いのです。 小学生の頃、「チキュウオンダンカ」が進むと、北極の氷が溶けて、シロクマは絶滅する

          シロクマの心配をしている

          地区センターとモンテッソーリのはなし

          日中の気温が40℃を超え、毎日北極のシロクマと近所の野良ねこを心配しています。 今日はすこし日記みたいなものを書いてみようと思います。 * 現在お仕事をおいとま中なので 今日は外に出て、地区センターへ行ってきました。 今住んでいる「横浜市港北区」という地区には、なんと公立図書館がひとつしかありません。(人口あたり図書館数全国ワーストだそう) そのため、近くで本を借りようと思ったら地区センターへ行くことになります。 引っ越してきた当初こそガッカリしたものの、地区セン

          地区センターとモンテッソーリのはなし

          ずっと待ち望んでいるのにまだ発明されないもの

          ちいさい頃、ある児童書を読んでからずっと発明を待ち望んでいる商品がある。 その本の作者はロアルド・ダールというイギリスの方。タイトルは「チョコレート工場の秘密」と言う。もしかしたら多くの人が知っているのは、2005年にジョニーデップ主演で映画化された「チャーリーとチョコレート工場」の方かもしれない。 (ロアルド・ダールさんの小説は素晴らしすぎる。なんと天下の宮崎駿もロアルド・ダールのファンらしい) あらすじを簡単に書いてみる。 舞台は巨大なチョコレート工場がある町。ある

          ずっと待ち望んでいるのにまだ発明されないもの

          憂鬱な話を聞いている時は白玉あんみつのことを考えている

          ここ一ヶ月ほど、 ある男性のことで、少々悩んでいました。 その男性というのは職場の先輩。 直接の上司ではないけれど、最近仕事でお付き合いするようになった方です。 悩んでいるのは、彼のお喋りについて。 毎日午後三時頃になると、彼はふらふらとわたしのデスクにやってきます。 それとなくパーティションに肘をつき、いつも同じようなことを嬉しそうに話すのです。 「部長がこの人のこと仕事できないって」 「部長ってこの人と仲良いんだよ、先週ゴルフに行ってたんだって」 「週末何してたの

          憂鬱な話を聞いている時は白玉あんみつのことを考えている

          考えることの意味も、創作することの喜びも

          考えることや創作することの意義が分からないというのは、自分にとって 文字通り致命的な悩みだった。 「考える」とはなんなのか。 「自分が」考える意味はなんなのか。 素敵なものを作り出す人や、なるほどという考えを話す人。そういう人への身を焦がすような憧れがあるくせに、 自分自身がそうすることの意味は小さい頃からずっと分からなかった。 「まあ最終的にはあなたのことだからね。 よく考えなさい」 「よく考えて、自分にしかできないことを見つけなさい」 そんなことを言われると大海に

          考えることの意味も、創作することの喜びも

          グリーンティーの香りに遺伝子が惹かれている

          嗅ぐだけで落ち着いたり、 ドキドキするような香りはありますか? 実は最近、久しぶりにそんな特別な香水に 巡り会えました。 そしてその匂いについて、ちょっと不思議でドキドキするようなこともあったのです。 そのことを書いてみたいと思います。 * 春夏の季節に似合う、ふわっと軽めの香水を探していました。 三月から探し始め、一ヶ月半。 香水専門店もデパコスも見たけれど、なかなか好みのものは見つからない。 思うに、年齢が上がるにつれてわがままになっているのだと思います。

          グリーンティーの香りに遺伝子が惹かれている

          春だから、宿敵を倒したい

          「この春やりたいこと」見つかりましたか? このところ日が差しこむ通勤電車の中でずっと考えていました。なにかやりたいことはあるだろうか、と。 そして決めました。 わたしこの春ついに。長年の宿敵である 「ダイエット」を倒そうと思います。 ダイエットはわたしにとって、悟空とベジータぐらい因縁のライバルです。 今日長きに渡るダイエットとの戦いの歴史を記し、今回こそ、決してあきらめずにやり遂げることを誓おうと思います。 * わたしが最後に痩せていたのは、 遡ること二十数年前

          春だから、宿敵を倒したい

          やなせたかしさんの明日をひらく言葉は甘いパンみたい

          初めてやなせたかしさんの本を読みました。 「やなせたかし 明日をひらく言葉」。 PHP文庫から出版されたエッセイ本です。 本を読んでこんなに満たされた、甘い気持ちになったのは久しぶり。 この本のことを書いてみたいと思います。 * アマゾンプライムの読み放題リストをスクロールしていたら、この表紙が目に止まりました。 ダンボールみたいな色。 ゆるいアンパンマンやクリームパンダの前世みたいなキャラクターに囲まれて漫画を描く、やなせさんらしき男性。 なんだかこの表紙。ほっと

          やなせたかしさんの明日をひらく言葉は甘いパンみたい

          世界でいちばん美味しいいちご大福が忘れられない

          白くてやわくて甘ずっぱい。 いちご大福は皆さんお好きですか? 五年程前。初めて食べてから、わたしの人生を変えてしまったいちご大福があります。 その話を書いてみたいと思います。 * 五年程前、群馬県の高崎に住んでいる友達とドライブへ出かけた時のことです。 車に乗り込むと「今日は絶対に連れていきたい場所がある」と言われました。 美味しいレストランかな?観光地かな? ワクワクしながら車に乗っていると、友達が車を停めた場所は一軒の和菓子屋さんの前でした 象形文字のように書か

          世界でいちばん美味しいいちご大福が忘れられない