心の中に光る「好き」を見つける

ここ最近、
自分が好きなものや好きなことはなんだろう
と考えることが増えました。

考えていると、
ぼんやりとした自分の輪郭がはっきりしてくるような気がします。
今日はそのことを書いてみたいと思います。

周りの人が「良い」というものを、
盲信してしまうところがありました。

友人達に勧められるまま
サブカルチャーの世界に傾倒し、
付き合う男の子によって、聴いている音楽すら変わる。

おかげで様々なものに触れ合う機会はあったけど
人に熱弁したいと思うほど
好きだと言えるものはありませんでした。

目を輝かせて関ジャニの話をする友人が羨ましい。自分の「好き」は人と比べてどうも輪郭がぼんやりしているんじゃないか。
そんなふうに落ち込むことも一度や二度ではありませんでした。

「好きなものを考えたら?」という
アドバイスをいただいて、
自分の心と向き合う時間が増えました。

目を閉じて自分の経験を思い起こすと
たくさんの小さな砂が沈澱しているような気がします。

自分は何が好きなんだろう。
何に心がときめくんだろう。

いっぱいの砂をパン皿に入れて揺する。
根気よく揺すっていると、
お皿の底に、ちいさいけど光るものが…!
ちらほらあるような気がしてくるのです。


順番もジャンルも粒度もバラバラだけど
考えるたびに少しずつそういうものが
見つかるのが嬉しい。

「あー良い人生だった」
と言えそうな希望がちょっとだけ遠くに見えたような気がしたのでした。


お読みいただき、ありがとうございました。



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さとしま みや
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