このビジネスマンガがすごい!2024
こんにちは!ビジネスパーソンにオススメのマンガを紹介しているみやおです。
このnoteでは今年読んだビジネスマンガの中から、特にオススメの作品を紹介します。
題して『このビジネスマンガがすごい!2024』
本家『このマンガがすごい!』は様々な方の投票で選んでいますが、こちらは筆者の独断と偏見で選んでいます。
なお、職場を舞台にしたお仕事マンガから『キングダム』のようなビジネスに役立つ歴史マンガなども含めて「ビジネスマンガ」としています。
ということでさっそく紹介していきます。全部で8作品あります。
RIOT
モノづくり初期衝動溢れる作品で、これから起業をしたい方に特にオススメです。
「ZINE」という個人で作る紙の雑誌を作る過程で仲間を集めたり、学校でZINEを売ってみたり…主人公ふたりの試行錯誤を応援したくなる作品です。
すごく良いなと思ったのが、ZINEを個人的な創作で終わりとせずに、もっと多くの人に読んでほしいと実際に学校で売ってみるシーンです。
無料で配布せずに自分たちが作ったものの価値を信じて売るという行為が、ビジネスの原点を思い起こしてくれるようでした。
モノクロのふたり
優秀なビジネスパーソンのふたりがタッグを組んで、一度は諦めた漫画家を目指すバディものです。お互いに足りない部分を補って、強みを高めあうところがめちゃくちゃ好みです。
往々にして良いビジネスマンガには最高の師匠キャラがいるのですが、このマンガもそうです。ふたりにアドバイスを送るマンガ原作者の薔薇園華子という師匠キャラが最高です。
ドカ食いダイスキ!もちづきさん
SNSで話題になり続けている危険なマンガです。この作品をビジネスマンガと呼んで良いのか葛藤はありますが、職場の描写のリアリティがなにげに高いんですよね。冷蔵庫に貼るメモに自分のハンコを押す、とか作者のまるよのかもめ先生は会社員を経験しているのではと思います。ドカ食い描写と職場のリアリティとのギャップでめちゃくちゃ笑えて、その後の『至る』様子に背筋が寒くなります。
ブラック企業が人を壊していく…という啓蒙的な作品でもあります。
限界OL霧切ギリ子
もちづきさんは(おそらく)仕事のストレスからドカ食いに走ってしまったパターンですが、こちらは限界飯の方向に進んでしまったパターンです。
食パンに塩と味の素をかけて総菜パンの総菜がのってない味、とか指にケチャップとマスタードを塗ってアメリカンドッグの味とか…ブラック企業が人を壊していくという啓蒙的な作品です。(本日2作目)
たあいないのうりょく
スーパーマーケットを舞台にしたお仕事マンガです。タイトルのとおり「他愛ない」能力=異能を持つ世界で、その異能を活かして活躍する人や全然使えない異能に悩む人…職場で出会うさまざまな人たちの日常を描いた作品です。
丁寧な取材を行っている様子がうかがえて、普段通っているスーパーの裏側を知ることができるような素敵な作品です。
CHANGE THE WORLD
周りに理解されなくても、自分が信じた道を進み、仲間を見つけて、世の中を変える。スタートアップをはじめたい方に特にオススメです。演劇を通じて理不尽な現実に抵抗し、世界を一発ぶん殴りたい、という主人公の言葉が胸に突き刺さります。
灼熱カバディ
無料公開で一気に心を掴まれて、全巻大人買いしてしまった本当に素晴らしい作品です。
マイナースポーツの代名詞のようなカバディをテーマに、これほど熱いマンガを描けるのかと脱帽しました。主人公・宵越の「最善を尽くす」というモットーに基づいた行動は、プロフェッショナルとして仕事をする全てのビジネスパーソンに刺さります。仕事のモチベーションを高めてくれる作品です。
ふつうの軽音部
2024年一番ハマった作品です。普段は邦ロックも聞かなかったのですが、作中で紹介される楽曲はどれも素晴らしく何度も繰り返し聴いています。
特に主人公・鳩野を象徴するようなELLEGARDENの「ジターバグ」という曲を演奏するシーンが最高です。「遠回りする度に見えてきたこともあって」という歌詞が引用されているのですが、失敗しても何度でもチャレンジする勇気をくれます。
おわりに
『このビジネスマンガがすごい!2024』と題して、8作品を紹介しました。これは!という作品がありましたら、ぜひ読んでみてください。
最後に少しだけ筆者の紹介です。
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