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これ”も”私!
ラベル張り。
お洋服、お菓子、書籍などの商品を説明するシールのようなものをどんどん、どんどん張っていくというという軽作業です。
今日では内職で、気軽に始められるお仕事、というわけでお家で子育てをしているお母さん、お父さんが小遣い稼ぎとしてやったりしてるらしいです。私は実際やっている人にお会いしたことはありませんが。笑
と、ラベル張りの説明は良いんですけど、私はこれを「人」にもやってしまう癖があります。
悪気は一切ありません。「癖」のようなものであった瞬間からその作業は始まってしまいます。色々な人がいるのにね。怖がらないでくださいね。見定め、とかではないんです。ただ自分の言葉で自分の納得するように自分に説明しないと向き合うのが怖くなってしまうのです。
一種の自己防衛のためでもあります。この人はこういう人だからこういう風なのが嬉しいんだろうな、嫌なんだろうな、こうする時はこうするんだろうな、こう考えるんだろうな。と。そうすることで安心感を得るのです。
人に嫌悪感を抱かせたくない!(我が強いくせに)と思っていた、いる私は人に対して「ラベル張り」をすることでそういった負の感情を未然に防げたりするのです。勿論、失敗することもありますが。
最低なことだと思います。商品でもない、ましてや知らない、会ってすぐの人にペタペタと貼っていくのですから。「なめている」、そうかもしれません。でもそうやって「自分」を守ってきました。しかもそれが最善だと思っていました。
「あなたこうするのがいいのでしょ?貫き通しなさい。あなたは間違ってない」(何様?)と前向きなエールをかけられることもあります。その人の求めているであろう一言をこの自分が述べられる可能性も秘めています。自己満が酷すぎますね。自己陶酔も酷すぎますよね。でも自分の発する言葉には責任を持っていたいんです。自分に「弱さ」を見せてくれた人には得に。
「弱さ」を見せることは必ず勇気が伴います。拒まれてしまった時の恐怖と戦える自信がないからです。これは自分だけではないと思っています。
道案内とか流行っていることとかは適当なこと言ったりしますけどね!笑 何かしらの正解があるものはとにかく、正解がないようなことには責任を持っていたい。
言葉の持つ影響力を知っているからこそです。その人の人生を少しばかり背負う覚悟で。うん、お前なんかに背負わせるなんてことしないよ、そうですね。でもこればかりは。
ただ、決めつけることで生まれる見せかけの安定と一時的な安心を享受する代わりに失ったのは柔軟性です。
この年にもなるとなかなかヒトは変わらない、し変われない。というものを呪うかのごとく言い聞かせてしまっている自分がいます。
それを人にも言うことがある。言ってしまうことがある。
ヒトに対するラベル張りが癖になった女の末路は
自分に対する「ラベル張り」も止まらない、ということです。
自分はこういう人間だ、(ビックダディーかと思う)と決めつけることによっての頑固さが新しい自分の発見を阻止している。阻止だけではいいんですけど認められなくて自己嫌悪に陥る。
こんな言語化するからだよ説は一回置いといてください。置いといちゃダメなんだけど言語化中毒なんです。言語化依存症。やめたい。
だからこそ今綴っていることがやがて嘘になるかもしれない可能性も秘めていることを忘れてはいけない。そう、言語化は「絶対的な正しさ」を生まない。一時的な精神安定剤。言語化に依存するのは良いけど、生み出した言葉に依存してはならない。書くことが好きだから書く。決して自分の言葉に縛られてもいけないということ。そしてそれをヒトに押し付けるのも違うということ。
根本的に変わらないかもしれない。変われないのが人間という動物かもしれない。「〇〇したら、変われるからね!」とキラキラした顔を向けられたって「うるせぇ」と思う。「そんな簡単に変われたら苦労しねえよ」とも思う。意地っ張りですね~。
変わりたい!と直ぐに変われることはあまりない、と思ってしまいますが、新たな小さき”気づき”を自分の「ラベル張り」によって拒むのは違うし、「変われない自分」というのを「ラベル張り」作業にいれてはいけない、そう
これ”も”わたし!!!
「ラベル張り」を簡単にやめることはできませんが(なんだか気づきたくないような、でも気づいちゃったような)新たな情報が自分の中でも、そしてヒトのなかに現れた時もこういえるように、なりたいです。
何回でも張り替えていい。だってどれも私だから。
どんな瞬間もあっていることはないし、間違っていることもないです。大丈夫、大丈夫。
自分への言い聞かせでしかないですね!
ここまでよんでくれた人、ありがとうございます!