ウェルスナビを退職し、プレイドに入社します
3年1ヶ月勤めたウェルスナビを退職しました。
ウェルスナビには創業1年10ヶ月目に一人目の人事として入社。最初の1年半は、東大→財務省→マッキンゼーというキャリアのCEO柴山が直上司で、その後の1年半はグリーで開発本部副本部長を務めたCTO井上が直上司という、豪華すぎる上司に恵まれました。特に最初の1年は「ぼっち人事」のため苦労しましたが、当時の話は以前noteに書きましたので、そちらをご覧ください。
当時の僕は疲弊していた。創業まもないスタートアップに一人目の人事として入社し、いわゆる「ぼっち人事」として1年が経過しようとしている頃。毎日大量の採用オペレーションを回しつつ、給与計算や入退社手続きなどの労務対応を行い、評価制度をゼロベースで策定し運用にのせ、ミッション/ビジョン/バリューを経営陣と改定し、マネージャー向けの研修を企画していた。あわせて、社員のみんなが飲み食いする水やお菓子を毎朝補充し、自分のデスクの目の前にある代表電話に出まくっていた。社員全員でゲームをする忘年会の幹事もしていた。社員数が60-70名になってきた頃、これらの業務を「ぼっち人事」として対応するのは難しく、あわせて人事という職業柄、取り扱う情報の機密性が高く、事実を開示して相談できる人はいなかった。
苦労の甲斐もあり、全社みんなの頑張りで、事業も組織も急成長。ウェルスナビは資産運用サービスを提供していますが、入社当時はお客様からの預かり資産が約10億円。それが今では2300億円を突破し、この3年で200倍以上に事業成長しました。組織も数十名から100名以上に拡大。前職で共に働いていた信頼する人事2名も参画してくれて、人事責任者として最高のチームで働けました。
そんな中、自身の人事キャリアは10年近くになり、成長の頭打ちを感じていました。1000名規模の会社の人事も経験したし、ベンチャーでの人事責任者や、スタートアップの0→1のぼっち人事も経験。このままの単なる延長でCHROなどの人事管掌役員を目指す道もありますが、あまりワクワクしません。そんなとき、メルカリCHROの木下さんの記事を読みました。
とてもしっくり。人事が人事だけをやるって、言語化できていない潜在的な違和感がありましたが、それを実践されている方がいるんだと。この非連続に成長されている感じに心が響きました。あとリアル友達の人事仲間もこう言ってます。
…ということで、人事ではない新しいチャレンジを求めて動いた結果、ご縁あって4月1日よりプレイドで働くことになりました。もちろん人事ではなく、ビジネスサイドで新しいチャレンジをします。チャレンジの詳細は、またどこかでご報告できればと思います。
「プレイドってどんな会社?」という方は、以下のnoteが個人的には1番好きなので、ご覧いただけると幸いです。
ちなみに、主催している「ぼっち人事 / 元ぼっち人事の会」や、最近学び出したコーチングは、ライフワークとして続けていきます。人事界隈の皆さんには、引き続き仲良くしていただけると嬉しいです。
最後に、ウェルスナビの皆さんには、本当にお世話になり感謝しかないです。引き続きウェルスナビの成長を、卒業生としても1ユーザーとしても応援していきます。ありがとうございました!(TOP画像は紀尾井町ビルと僕の白いチャリのイメージで、わかる人にしかわからんやつですw)