寿町
圧倒的おじいちゃん率。
杖ついたり、車椅子で移動していたり。街中をフラフラと彷徨うおじいちゃん。
座りやすい場所なのか、人気スポットのようなところにズラっとたむろすおじいちゃん。食べたり、飲んだり、吸ったり、なにもしてなかったりしていた。
飲み屋(だいたいスナック)は昼間から開いていた。本当に物理的に開いていて、店の扉は開けっぱなしだった。カラオケの音が、漏れてくるのではなくデカデカと聴こえてくるのだった。
路上に置いてある自転車もおじいちゃんに負けないぐらい数が並んでいた。
スーパーの品物は独特で、お弁当が安い。なんとなく、伊豆大島の事思い出した。合宿教習所のご飯、スーパーのこと。雰囲気が似ていたように思う。
スーパーのレジにいたら、めちゃくちゃ陽気なおじいちゃんが入店直後にレジの人に向かってイェイ!!(だっけ…?)と連呼する。退店後も路上にてイェイ!!と言っている声が響く。ご機嫌だ。
宿泊は1700円が相場のようだ。とにかく宿、コインランドリーとコインシャワー、飲み屋、デイサービスも多数。たまに不思議な臭いがする。飲み屋に入ってみたかったが、勇気がなかった。コンディションいいとき、入ってみたい。
昼間だけ覗いてきたので、夜の風景はどんななのか気になった。
寿町、なかなかの異世界だった。帰りに本を買ったので、読んでみようと思う。