悲惨な出来事を笑いに変えて
今週号(2020.3.22号)の1面は、
映画『ペコロスの母に会いに行く』の原作者
岡野雄一さんです。
「ペコロス」とは、西洋の玉ねぎの品種で、
直径3-4センチほどの小さい玉ねぎです。
岡野さんの頭の形が似ていることから、
岡野さん自身が自分につけたあだ名です。笑
『ペコロスの母に会いに行く』は、
認知症になったお母さんとの日常の物語。
雑誌の8コマ漫画が、人気になり、
漫画本になって、
それが日本漫画家協会で優秀賞を受賞して、
映画化されました。
認知症になっていく姿を
「しっかり結んだ糸が、ゆっくりほどけていく感じ」と
岡野さんは表現!
(さすがですっ)
Amazonプライムでこの映画を(いま途中まで)観ましたが、
笑えるように描いているので、
たくさん笑わせてもらいました。
お母さんのエピソードの中に、
こんなものがありました。
あんなにキレイ好きだったのに、
トイレを流さなくなった。
トイレから出てきたら、
顔にチョコレートみたいなものがついていた、、、
トイレの壁にもべったりついてた、、、
(´・ω`・)エッ?
どゆこと、、、
そう、そういうことです。
そんな悲惨な状況で、岡野さんは
お母さんツーショットを撮り、
離れて暮らす弟さんに送りました。
(私にはそんな余裕ないですね、きっと。。。💦)
岡野さんは
どんなに悲惨な出来事でも、
漫画のネタにするときは、
お母さんの介護がつらくならないように、
最後の一コマを、
誰が読んでも笑えるものにしていたそうです。
◇◆◇◆◇◆◇◆
昨日の「日本講演新聞☆読者のつどい」というコミュニティで、
介護について、
みなさんの体験を伺いました。
そしたら、いましたいました。
ペコロスの母みたいなおばあちゃん!
「この前、パンツのかわりに、スーパーの袋をはいてたよ😊
持ち手の所に、上手に足を通して、袋をパンツにしてた‼️
あまりにも上手だったから、担当のみんなで、
どうやったらこんなにうまく袋をパンツにできるか聞いたのよ😁」
って、職員さんが笑って話してくれました💕
ばあちゃん、ナイス😆👍️✨
あれから私も何度かチャレンジしてみたけど、何か違う。
ばあちゃんに習っとけば良かったかな😁
介護の経験はまったくないですが、
誰でもいつか介護する側、
される側を経験しますよね。
岡野さんのお話や
皆さんの投稿を通じて、
いつかの自分に役立てたいです。
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いい話だけの新聞社で、いい話に触れて、その中から感じたことをシェアしています。いい話で気持ちが和らぎ、思いやり溢れる人がもっともっと増えれば、未来もきっと希望でいっぱいです。
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