夢中
いつぶりだろうか
こんなに夢中になったのは
わたしのまわりにも夢中になった人がいて、最終回の日も一緒に勤務して、帰り際に最終回愉しもうね!と言って別れた
今までこんな別れ際を経験したことはあっただろうか笑
先日、最終回を迎えたドラマ『アンメット』
わたくし、久しぶりにドラマにハマる
いや、わたしにも推しというものが見つかったのかもしれないと思ったり
三月くらいだろうか
映画『市子』を観た
きもちが持っていかれるほど重い内容の映画だったが、若葉竜也さんの演技が(表情が忘れられないほど)心に残り、素晴らしい俳優さんだと思った
名前は勿論、知っていた
作品のエンディングで何度か名前を観たことがあるからだ
何に出ていたんだっけ?と調べると映画『愛がなんだ』に出ていた
何役かな、と調べるとナカハラ役!
ちゃんと記憶に残っている
今後はどんな作品に出るのかな、なんて思っていたら、杉咲花ちゃんと一緒にドラマに出るではないか!
杉咲花ちゃんもすきな俳優さんのひとりなので、期待は膨らむばかり
記者会見や座談会など、ドラマが始まる前から愉しみが止まらなかった
そして、ドラマがスタートし、リアルタイムで観ては、すぐにもう一度見直す
何度観ても面白くて
何度観ても、目や表情に引き込まれる
その表情に見惚れてしまうと言った方が正しいかもしれない
手を握るシーンでも、その手があたたかいことが伝わってくる
三瓶先生と綾野先生
綾野先生と星前先生
星前先生と三瓶先生
この二人組のシーン、よかったな
イジり、イジられる関係だったり、
観ててキュンとしたり、
胸が熱くなったり
登場人物全員が愛すべき人たちであった
『砂糖もミルクも変ですから』
『抹茶パウダーさん』
ほんの少しのシーンで名言を残した店員2を演じた今泉力哉監督
川内先生と三瓶先生のカフェのシーン、カフェから勤める病院までの道のりのシーンもすきだった
なんとも言えない雰囲気を醸し出している今泉監督のことも気になり、映画『街の上で』を観たいなとちょうど思っていた頃、神戸でリバイバル上映されることを知る
映画のために片道二時間半かけて行くのはどうなのか、でもこれを逃したら映画館で観る機会はないのでは?と思い、腹を括って観に行った
六年半ぶりの神戸
映画だけでなく神戸で行きたかったお店にハシゴしたり、きっちり下調べしスケジュールを組んであちこちまわった
そして、映画館がまた渋い - 「パルシネマしんこうえん」にて上映
若者だったら、こういうのをエモいと表現するのだろうか
わたしはひとりテンションが上がる笑
フィルムカメラで外観など撮影したので仕上がりがとても愉しみである
映画を観終えた後、"荒川青くん" に会いたくなった
帰り道、商店街を歩いていたら古書店をみつけて吸い込まれるように入った
『思い出のマーニー』に出会う
映画館へ行く前、六甲にある『cafe 星とトランペット』へ行った
初めての訪問
置いてある本のセレクトがわたし好みでワクワクした
その中に竹内文子著『星とトランペット』という本をみつけた
店主さんに聞いたら、店名はそこからとっているらしい
ひらがなが多くて、わたしはすきだなと思った
その後、十代のときに書かれた文章だと知り納得
ひらがなは表情がやわらかくて、そういう表現をしたい時、ちょうどいいのだ
今、この本は売られていないそうなので、いつか古書店でみつけることができたらいいなと思う
cafe星とトランペットでも文庫本
映画『街の上で』でも文庫本、古書店
この日は文庫本がキーワードのようだった
だから、吸い込まれるように映画を観た後、古書店へ…
すきなもの
気の向くままに
心が向く方へ
神戸へ行った日は特別そう思っていたから、最後の最後に、これまたすてきなお店に出会った
それはまた別の機会に書き留めようと思う