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#読書感想文〜ひとり酒、ひとり温泉、ひとり山
こんにちは。
皆さんは、家庭の主婦の「ひとり旅」って、どういう印象を持たれるでしょうか。
「ひとり旅」は結婚してからの、私の憧れのひとつです。
ひとりカフェ、ひとりお散歩、ひとり映画。
これくらいなら、日常、平気でやってますが、どうしても思い切れないのが、「ひとりお泊まり」です。
そもそも、おんなひとりで、温泉旅館に泊まって良いのか?
旅館側、他の宿泊客からは、どう思われるのか?
そんなこんなで、「ひとり温泉泊」は、今のところは未経験で、贅沢すぎる道楽として、私の胸の中だけの秘めたる憧れとなっておりました。
そんな中、見つけたのは、こちらの本です。
「ひとり酒、ひとり温泉、ひとり山」
月山もも・著(KADOKAWA出版 2020)
著者は人気ブログ「山と温泉のきろく」のブロガーさん。
この方なんと、noteも書かれていました。
(noteでは、日常を綴られているようです)
この本には、著者が実際に行かれた、温泉宿やお店に関して、おひとり様に特化した情報が盛り込まれています。
紹介されている宿を、いくつか検索してみたのですが、素敵なところが多い印象。
きっと、たくさん行かれた中から、厳選されたんだろうと、感じました。
「なんだ、女ひとりで温泉宿って、泊まっていいんだ!」
こんな情報を知ってしまったら、私はもう、ひとり旅をしたくてたまらなくなりました。
オットの休みに合わせなくても良ければ、平日に行けるな。
それなら、きっと、週末よりも割安の旅になるなぁ。
なんて、妄想が膨らみます。
「ひとり登山」の章もありますが、これは登山初級者の私には、到底ムリで、ただただ、スゴイなぁと思いながら、読みました。
とはいえ、登山を絡めた、旅のプランは大いに参考になります。
美味しいお店や、穴場の湯などを、しっかりリサーチしたうえで練られたコースは、この方、本当に旅慣れしてるんだなと、感心させられます。
長野県の白馬をハイキングして、翌日は松本に立ち寄り、下諏訪の温泉へ、3日目は上諏訪霧ヶ峰へと向かう、2泊3日の旅なんか、とても気持ち良さそう。
ひとりでも、本気を出して、計画すれば、ここまで楽しめる!
勇気をもらえる1冊でした。