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The Zoobombs / Dirty Bomb (2000)
The Zoobombs5枚目のフルアルバムDirty Bomb。
The Zoobombsのライブを観たのは、このアルバムが出た次の年、ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2001だったが、いやいやこれかっこよすぎだろー!と腹の底から喜びが湧き上がってた。
先だってほかにもLET IT BOMBとかWelcome Back,ズボンズ!と、いくつかのアルバムを聴いていたけれど、LIVEは想像以上にロックでファンキーだった。
2001年のRJFは初日(8/3)と3日目(8/5)だけ参加できたが、The Zoobombsのおかげもあって、初日のLAKE STAGEは私にとっては至福の空間だった。
ズボンズといえば”和製ジョンスペ”なんて言われることもあって、RJF2001の同じ日、GRASS STAGEに本家The Jon Spencer Blues Explosionが登場したりしてたけど、正直ちょっとその称号はあんまりピンと来なかった。
ドン・マツオ(Vo&G)のヴォーカルは、音程とかメロディとかそういうの関係なく、なにか一つのリズム楽器みたい。ヒップホップぽいって言うんだろうか。それだけならただカッコいいで終わるんだけど、掛け合いで入ってくるマッタイラ(key&Vo)のキーボードとコーラスがキュートで絶妙でこれぞズボンズだと思った。
2013年にムーストップ(B, Vo)とピット(Dr)の脱退に伴い活動休止。だが、2015年にドラムのオリジナルメンバーのブッカビリーが復帰する形で活動再開。
マッタさんがキーボードからギターにチェンジしていて、あのカッコいいキーボードが好きだったので残念だが、相変わらずキュートですね。クマクもかわいいよ、クマク。
でも、20代の頃に、あのころのThe Zoobombsを聴けたことは、やっぱりすごくラッキーだったなと思う。
個人的に結構好きだったのに気づいたらなんかいなくなってた系ミュージシャン(活動再開もあるけど)のアルバムや楽曲を掘り起こすシリーズ。家にあるCD漁って、ちょっと続けてます。よかったらお付き合いください。