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映画感想文~『ベンジャミン・バトン』
夏期休み中に映画やドラマをまとめて観ました。
その中で印象に残っている『ベンジャミン・バトン』。
以前から観たいと思っていたのですが、今回初めての鑑賞でした。
それは、80歳で生まれ、年を取るごとに若返っていく数奇な運命の下に生まれた、ベンジャミン・バトンの物語。
一瞬、一瞬を、大切に生きていますか―?
全ての出逢いを、胸に刻んでいますか―?
主演はブラッド・ピットとケイト・ブランシェット。「グレート・ギャッツビー」のF・スコット・フィッツジェラルドの短編小説を『セブン』『ファイト・クラブ』のデビッド・フィンチャー監督が映画化。
あなたも、ベンジャミンの瞳で世界を見れば、人生を愛さずにはいられない。
老人の姿の主人公(ベンジャミン)と幼いデイジーが出会い、年月が経つごとにベンジャミンは若返りデイジーは成長していく。
どんどん年月が過ぎるごとにベンジャミンとデイジーは逆に年の差が生まれてくる。
ダンサーとして活躍していたデイジーは若さと美貌に自信を持っていて、年月とともに若さも美貌も衰えていき、反対にベンジャミンはきらきらとした魅力ある青年となっていく…。
そんなデイジーの不安と葛藤が現れるシーンがありました。
ベンジャミンも、自分は若返り、子供になり幼児になり…という未来は見えているので一緒に時間を歩んでいけない、と別離を選びます。
実際、自分がデイジーの立場なら。
老いて衰えていく自分を自覚して相手に引け目を感じながら生きるより、デイジーのように年齢にあった相手を選んで一緒に生きていく道を選ぶのか、愛情があればどうにかなる、と去って行こうとするベンジャミンを引き留めるのか。
どっちかなあ、と考えましたが、答えは出ずでした。
雷に7回打たれた老人、アフリカのピグミー族の男性、船長さんなど、魅力ある人物もたくさん出てきた映画でした。