【本紹介♯57】搾取される人生からの脱却
今日は自分の中での禁忌を破る記事になります。
禁忌…それはKindle Unlimitedでは読めない本を紹介すること…!
でもそれくらい衝撃を受けたんです。それだけ詳細に記事にするので許してください。
というわけで本日ご紹介する本はこちら
デービッドさんとのはじめての出会いは、Kindle Unlimitedにある本がきっかけでした。
この頃から褒めちぎってますね!デービッドさんは東洋経済オンラインで記事も書かれているので、興味のある方はそちらから見てもらってもいいと思います。
さて本題。
17歳の私に伝えたいこと。…情報を鵜呑みにしてはいけないよ!まずは疑え!
すごく当たり前なことですよね。でもこう聞くとどうでしょう?
「日本は諸外国に比べて、税率がとても低い!消費税10%なんて安すぎるくらいだ。諸外国に倣って30%くらい上げても足りないくらい」
「日本の経済はやばいって言うけど、アメリカ人の貯蓄率と比べて日本人の貯蓄率はとても高いんだ。こんなに貯蓄してるんだから、もっと賃金下げても大丈夫!」
こんなことをデータを用いながら言われると、まあ確かに言われてみればなあ…と腑に落ちないながらも納得しようとしている自分がいました。
でもこの本を読んでいて思ったのです。本当にそうか?と。
これって都合のいい一部だけを取り上げて、まさに部分しか見せず全体を見せていない解説なんです。
まず消費税問題について(他の税でもいいけど)
海外に合わせてもっと上げるべき勢に言いたい。海外の賃金ってどうなってますか?日本の賃金安すぎません?
税金上げるべき論の際、賃金と税の比率についてはあまり語られない気がするんです。
給与について考える時、日本の平均賃金ばかり見る気がするんですけど、そもそも平均じゃなくて中央値を見るべきだし、日本の数字を見てみんな我慢してるんだから自分も耐えなきゃって。
この国際社会で、それってええんか?と言いたい。
ちなみにデービッドさんは日本の賃金は安すぎる!というのをデータを使って説明してくれています。
そして貯蓄率の話。これはこの本を読んでいて思ったわけじゃないんですが(一部は触れていた)
日本は人も企業もお金を抱え込んで投資とかあまりしないじゃないですか、でも海外ってわりと投資に対して人も企業も積極的ですよね。
お金は流してなんぼだし(金融政策だってそう)止まればデフレは起こりますよね。
この内部留保をいかに吐き出させるかなんですが、なにも全部消費に使わなくていいんですよ。むしろ投資(設備含む)に回すべきなんだよね、じゃないと経済は発展しない。
だから、日本人は貯蓄いっぱいあるし税金でもっと取ってもok!ではなくて、もっと個人で投資に回せるような環境を整えてあげることが先決なんじゃないかな。
投資信託とか積立NISAとか最近になってやっと始めたけど、17歳のときに知っていたらもっと色々できたのに!
社会に搾取されるばかりじゃなかったのに!と思うことは多いです。
話が脱線しましたが、なにが言いたいかというと、情報とは発信者が伝えたいようにしか伝わらない
都合の悪い事実はあまり触れない、むしろ隠されていると思っていいと思います
搾取される人生が嫌なら、なんでも疑い自分で考えること
情弱なんて言葉もありますが、本当にそうだと思います。
今は誰だってがんばれば情報を取りに行ける時代です。もっと危機感を持って情報を取りに行きたいものですね。
以上、みかんでした。