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【本紹介♯78】なくならない残業
なにゆえ人は残業するのか…
こんなにもダメだダメだと言われ続け、会社からも帰れと言われるのに、もちろん本人もしたくないのに…なぜなのか
ある意味では、給料が低すぎるという無言の抵抗なのかもしれませんね。
私自身、残業ゼロだと信じられないくらい給料が低いです…
残業減らせと言う前に、会社はその辺を手厚くフォローしてみてはいかがでしょう。。
そんな中、成功している会社の事例がありました。
なかなかユニークな取り組みを多々行なっている化粧品通販会社さんのお話でした。
中でも面白いなと思ったのが、タイトルにある17時に帰るというもの
定時の17時半に帰っても、17時に帰っても給与が同じらしい
これはなかなかいいところを突いている
なぜなら、誰も損せず、得した気持ちになるからだ。
残業って時間的には得になるんだけど、割増時給分より有意義に時間を使えるかと言われると、なかなか難しい
それなら1、2時間残っとく?なんて思ったりもしてしまう。
それを30分帰れば得と思うことで、会社も残業代を払わなくてよくなる
しかも17時ってまあまあ早いから、その体験をしばらく経験すれば、残って仕事せずにさっさと終わらせてアフター5を楽しもう!と思う
あと、残業しないしむしろ早帰りするなら、それだけ仕事も効率化するというもの
とてもいい制度なので、ぜひとも弊社にも取り入れてほしいものだ…
女性が働きやすい会社というのもいいですね
もっとも働くのが困難な人に合わせた環境にした方が、すべての人にとって働きやすい環境になると思います。
女性を優遇しろ!という話ではなく、女性も含めた全員が働きやすい環境がベストだということ。
この本にもありますが、残業自体が悪なのではなく、悪が表面化されたものが残業なんじゃないかなあとも思います。
残業という結果の裏には必ず要因が潜んでいるはずで。
結果ばかりに対して手を打とうとするから、表面上の解決策ばかりで的外れな取り組みになってしまうんでしょうね。
もっとグローバルな人材が雇用されてくれば、変わらなきゃと思ってくれるのでしょうか…
なかなかこの問題は根深そうです。
しんみり、みかんでした。