【本紹介♯75】グローバルが進む日常
思えば社会人になるまであまり外国人(ここで指す外国人は母国語が日本語以外の方という意味)との接点は限りなくゼロに近かった。
私が学生の頃は今のようなコンビニや居酒屋とは違い、日本人ばかりだったような気がする。
ただ実は今の職場にはベトナムの方がわりとたくさん働いてくれている。
直接接する機会は少ないのだけれど、彼ら彼女らはバイトとして働いてくれている人が多数なのだが、日本語はわりとうまい。
逆に英語は分からない人もいたりするので、外国人=英語で話せば通じるという感覚でいた私にとっては、あわあわするばかりである。
こうやってこれからは自然に色んな言語が飛び交う世の中に移り変わっていくのだろうか…と思うわけだが、
日本に住むんだから、全て日本のルールに合わせろ!ということがいかに暴論であるかを改めて考えなければならないと感じる。
率直にいうとまあ、時代遅れってやつかな。
なんでそんな暴論に向かうかというと、受け入れ側の知識不足も関係しているんじゃないかと思う。
私はどうしたらいいかわからない!からそっちが全部合わせろ!とは、なんて俺様なんだ。
少し前に読んだ本で、外国人労働者について興味を持ったので、これから共生していくにはどうすればいいのかなとこの本を読んでみた。
以前読んだ本と異なり、ダークな部分は抑えてあるから精神的に読みやすい。
外国人をサポートするためにある「バディー制度」なんてめちゃめちゃいい。
私にとって外国人の存在が遠いように、彼らにとっても日本人の存在って遠いだろうから、なかなか困ったときにも相談しづらいだろうしね。
暮らしたいなら構わないわよという上からのスタンスをそろそろやめて、誰もが住みやすい社会を一緒に作っていこう!という考えの人をどんどん増やすためにも、知る場をもっと欲しいなと感じた。
やっぱり国より自治体の方が動きは早いみたい…
まあ色んな忖度もあるだろうし仕方ないかあ…
私個人としてもできることはないか探っていきたいと思う。
以上、みかんでした。