管理栄養士に合格しました
【やっと合格しました~♪_管理栄養士】
試験の合格くらいでここまで喜ぶのも大人げないのですが、本当に私にとってのこの試験は私の人生の一部となっていて、もう、今回の合格は本当に感慨深いものなので、記録に残しておこうと思う。
何が大変かって、
1.短大を卒業をした栄養士が管理栄養士をとるということが難しい
(合格率管理栄養士新卒 87.2% に対し、既卒の管理栄養士9.9% 既卒の栄養士 16%)
2.仕事と育児の中の試験勉強ができない
管理栄養士を受験するまでの困難さ
恥ずかしながら、私はずっと栄養士だったので、自己紹介時に職種をいう時に「名ばかり栄養士です」という癖がついていて、管理栄養士でないことにコンプレックスもありました。
卒業した後、とある飲食チェーン系列の会社に栄養士として入社したはずなのに、なぜか商品開発でもなく食品管理でもなく企画で、どちらかというと商品を企画する部署に配属。
まずここでつまずく。そもそも、栄養士としての実務が取れない。
こちらの会社、飲食関連ではかなりの有名会社で我が校から入社というのは名誉でもあったし(推薦じゃなくて自力で取りに行ったけどね)、仲間たちとも仲良くなったし、辞めたくもなかったのですが、実務が取れないとなると仕方がないので、1年で会社を辞めて転職し施設栄養士になる。
しかしここでも2年を過ぎた頃、突然職種変更を言い渡され私は指導員(生活相談員)に配属。
20代~30代は恐ろしく栄養士にご縁がなかった。
そのうち、次第に栄養士から遠ざかってしまう自分に焦っていた20代~30代。
そして、栄養士法の改正によって、これまで受験資格が実務2年で良かったのが途中で3年になり管理栄養士への道は断たれる。管理栄養士の試験を取ることをあきらめていたのですが、
子育てNPOを運営している時に食育事業に携わることが増え、その流れで小学校の未就学前検診時に「食育のお話をして欲しい」と言われて講演をした時に、
やっぱり管理栄養士として講演したい!と思ったのが今から十数年前。
それから今までやっていた全てのお役と仕事を辞めて、委託栄養士として1年半の実務を付けて再チャレンジ。
問題の内容が分からない!
ところがです。
習ったことのない内容だらけでちんぷんかんぷんの数年間。
この十数年間の間に、介護と医療業界は大きく変わり、それに伴い栄養士に求められることも大きく変わる。ほぼ、短大での学びは意味がなかったんじゃないかというくらい、何も分からない。
当時は泣きそうでした。
さっぱり分からないんだもの…。
試験も多分10回近く受けに行っているので、常連さんであります。
コロナの影響もあったりして、何度か断念をしようかともよぎったのですが、我が施設の管理栄養士さんに尻を叩かれ、やっとこさ頑張る。
実は、今私たちはデイサービスでも「食支援」をメインにしていることもあり、短期集中(C型)は市内全域カバーしております。
事業自体は私が取ってくるのですが、私は管理栄養士ではない為、我がスタッフが全部やらないといけないという状況で、負担も大きいため、ここ数年はかなり真面目に試験勉強してました。
管理栄養士取得までの道のりが長すぎて、合格が分かった時の実感がわかないくらいだ。
さて、管理栄養士じゃないという理由だけで、自分が栄養士であることをあまり公表していなかったのですが、栄養士全般の業務は実は結構長いのです。
給食(厨房)運営が一番得意です。
もちろん栄養指導もします。
食支援、栄養関連(特に介護予防)メインの講演も実は結構依頼が多かったのですが、恥ずかしいのでお断りしていました。
ということで、ここからは少し宣伝になりますが、今回を機にようやくデイサービスみやこやは管理栄養士を3名配属することになりました。
いよいよ、栄養に特化したデイサービスとして更にPRしていけたらと思います。
特に宮崎市内全域での短期集中(在宅、通所の栄養指導)は人気でかなりの件数の在宅栄養指導をしています。
低栄養、腎臓病食、糖尿病食他、病院食。
個別の栄養指導ももちろんやりますので、気になる方は是非お声かけくださいね♪
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?