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#ボランティア
第2章 なぜみやこやをつくったのか_町づくり・自治会の問題
数年前、私は中間支援組織である市民活動センター(宮崎市指定管理委託事業)のセンター長をしていたのですが、宮崎市は「地域コミュニティ活動交付金」というものがあり、その調査・分析、コーディネートをする事業がありました。
町づくりのど真ん中の事業になります。市内を区分けし、各エリアで町づくりに関する事業をするんです。予算が半端ない!エリアの世帯数に応じて予算が出るのですが、エリアによっては500万円前
第2章 なぜみやこやをつくったのか_ボランティア体質でいいのか③
町づくりをボランティアに委ねるのはいいことなのか。
今回は人口の問題と絡めて書いてみます。
人口の増減について「自然増減(出生、死亡)」「社会増減(転入、転出)」というのがあります。
地域創生という言葉を知っていますか?
「地方創生HP」
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/sousei/
地方創生(ちほうそうせい)とは、第2次安倍政権で掲げられた、東京一極集
第2章 なぜみやこやをつくったのか_ボランティア体質でいいのか②
前回、支援やサービスにおいて、ボランティアを活用することに対しての危険性や疑問について書きましたが、今回はボランティア依存体質でいくことの限界について書いて見ます。
前回も書きましたが、私は、町づくりや様々な支援をボランティアに委ねることに対しては、昔から疑問を持っています。
理由は、
1.支援は労働。本人の意識付けと身を守るためにも、然るべき「対価」「保障」をつけなければならない
2.ボラ
第2章 なぜみやこやをつくったのか_ボランティア体質でいいのか①
町づくりや様々な支援をボランティアに委ねることに対しては、私は昔から疑問を持っています。
理由は、
1.支援は労働。本人の意識付けと身を守るためにも、然るべき「対価」「保障」をつけなければならない
2.ボランティア人口の減少。ボランティア活動の内容の変化。
中間支援を行っていたとき、ある介護施設についてクレームが来ました。
「傾聴ボランティアで行ったはずなのに、庭の剪定や片付け、利用者の介