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『エルピス』第6話、この支配からの、卒業~
『エルピス ー希望、あるいは災いー』の第6話、またまた展開しましたね。
『エルピス』を見ていない職場の同僚に「このドラマは面白いよ!」と勧めたいのだけど、あらすじを説明しようにも難しい。いろいろありすぎて。
順を追って話すときっとすごく長くなる。 手短に説明しようとすると断片的になりすぎてこれまたきっと伝わらない。
登場人物についても、それぞれに魅力的で推しポイント多いのだけど、それを見ていない人に理路整然と私が説明して伝わるかが問題。
それにしても奥が深いドラマかなと。
単に10年近くも前の事件の真相を追うだけでなく、大人の恋愛事情や、報道という業界の本音と建前、組織としての権力、圧力や不条理、そして個々の人間の心の中の葛藤などが織り交ぜられていて、見ごたえがあります。
毎回言っているビジュアルの良さもそうですが、音楽もいいですね。劇伴というのでしょうか、相変わらず事件を調べている拓朗が、怪しい匂いプンプンの商店街に入り込んだ時に流れていた不響和音はそのシーンの奇妙さを際立たせていました。
ネタバレにならない程度に書いているつもりですが、印象に残ったシーンの一つとしては、フライデーボンボンの制作スタッフたちがカラオケで盛り上がっているシーン。
恵那(長澤まさみさん)が歌う場面も意味ありげでよかったし、チーフプロデューサーの村井(岡部たかしさん)の歌声も意外とよかったりして。
尾崎豊さんの歌を熱唱していましたね。
また、恵那が村井とどう落とし前つけるかを話している最中に恵那の携帯にLINEが頻繁に入ってくるシーンの終わりがけ、村井と恵那の、ちょっと笑えるやり取りにフフっとなりました。
ストーリーからすこし脱線したところの会話でもユーモア要素が入ってたりするので、そこも楽しめるポイントでしょうかね。
あとは拓朗(眞栄田郷敦さん)のイチャつくシーン。虚ろな目をしてスリープモードになりかけていた拓朗が久しぶりに楽しそうに笑っていた顔が可愛かったです。でもそのあと恵那の近況を聞いた時にちょっと表情が変わったあたり、うまいですね。
恵那と斎藤(鈴木亮平さん)とのイチャつくシーンも相変わらず綺麗でセクシーでした。
でも大人の恋愛の行方も大人の事情が絡んで…
うぅ、オトナって。やるせない
ということで、点と点が結ばれつつあるエルピス。
まだまだ目が離せません。
≪ドラマ情報≫
『エルピス ー希望、あるいは災い』
長澤まさみ主演!スキャンダルで降板した女子アナとバラエティ番組の新人ディレクターが死刑が確定した連続殺人事件の真相解明に挑む
【放送】月曜 夜10時~(フジテレビ)
【出演】長澤まさみ、眞栄田郷敦ほか
【脚本】 渡辺あや 【制作著作】カンテレ
【フジテレビWebサイト】
https://www.fujitv.co.jp/b_hp/elpis/index.html
【カンテレWebサイト】
https://www.ktv.jp/elpis/