高齢者とスマホの世界
スマホって使っていれば分かるようになるし、理解できるようになります。
それは、我々「若者」をはじめとする「現役世代」のほとんどにとってはもはや当たり前でしょう。
友人から勧められるアプリやサービスも、少しの間使ってみれば概ね理解できます。
しかし、高齢者にとっては全くの「別世界」に見えています。
今日は、僕のライフワークである「シニア向けスマホ教室」での情報をもとに、【高齢者が困る/覚えたいスマホの機能】について取り上げたいと思います。
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・パート先のホームページの会員登録
名前を入れて、基本情報を入れて、メールアドレスを入力して、届いたメールのURLから本登録して・・・
普段慣れている僕たちは難なく・・・といった感じでできますが、結構ハードルの高いことなんですよね〜
何かの「会員登録」をやるだけでも、スマホの操作や仕組み、セキュリティまで、意外と網羅的に学べるんですよ!
・ギガと4Gの話とか
”ギガが減る”
”ギガって何?”
”Gって何?”
ややこしいですよね。。。
「5Gの時代が来る」とは言いつつ、1ヶ月の通信料が3GBで・・・
ん??
GとかGBとか何!?!?!?!!
普段耳にするニュースと、自分の使っているスマホのことと、新しく聞く言葉とでごちゃごちゃになっているんですよね。
難しい言葉の説明を長々してもつまらないですけど、言葉なんかも感覚的でいいから「触れていく」ことは大切ですよね。
・乗換アプリ
電車やバスなどの公共交通機関を利用しておでかけをする場合、気になるポイントが二つあります。
・物理的な障壁
いわゆる「バリアフリー」とかですよね。
階段がしんどかったり、エレベーターがなかったり、段差があったり、そうすると、やっぱり体力に自信がないと億劫になるし、めんどくさくなったりするし、疲れたり身体に痛みが出たりしますよね。
・心理的な障壁
もう一つは、「不安な気持ち」「恐怖」などの気持ちの部分です。
乗り換えも複雑になってきているし、人混みだし、誰に聞いていいのかわからないし、間違った電車に乗ってしまうのも不安だし。
そんな時に、手の中にあるスマホで全ての情報を知れたらどれだけ便利か、と思いますよね。
・音楽配信アプリなどの説明、取り方
シニア層に人気なジャンルだと「演歌」「クラッシック」「歌謡曲」「軍歌」あたりでしょうか。
音楽を自由に聴きたいという要望も非常に多いです。
スマホアプリの中でも、「音楽」関連のアプリだけでも無数に存在しています。
無料で聴けるものも沢山あります。
オススメする上で需要なポイントは、
・広告表示の少ないもの
・画面表示(UI)が単純なもの
・深くなくていいから、浅く広く検索できるもの
・ラインのブロックのやり方、ウォレットの説明…
LINEの無料スタンプを取得したものの、企業の広告が沢山表示されたり、通知が来たり・・・
まあ、ユーザー目線だと、鬱陶しいと思い気持ちもありますよね。
ブロックのやり方など、あまり教えてくれない機能や操作などは教えてくれないことも、実際使っていく中では意外と必要になってきます。
・スシローのアプリの会員登録
意外と知らない人が多いですが、スシローをはじめとするいくつかの飲食店は、アプリでの予約が優先的に通るようになっています。
直接行くと、1時間とか2時間とか待つことになりますが、アプリで予約すればほとんど待たずに利用できます。
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今日は一旦ここまで!
今後も実例をもとに紹介していきます!
<終わり>
シニアの方々が、主体的に・楽しく生活し続けられるよう、頑張ります!少しでもご協力頂けると幸いです。