トレードオフを意識する (vol 211)
もう少し解り易く言ってくれませんか?
悪魔の代弁者となって自分のアイデアのブラインドスポットを修正する。
この話、頭で分かっても難しい。そんなフィードバックをもらいました。
いいアイデアが浮かぶと、「いいね! これだ」と思います。
私も、アイデアを思いつくと
「もう、これしかない!」と思う傾向があります。
私に限らず、誰しもそうなるのではないでしょうか。
ここでちょっと待って!深呼吸。
ネットで(出典、忘れました。ごめんなさい)見つけた一文。
トレードオフのない案は無い
悪魔の代弁者の話の肝をギューッと圧縮、1行で覚えるならこの一言です。
私たちマネジメントの役割の一つ「意思決定」。
何かを選択して行動する、という行為です。
意思決定の前には、A案、B案、C案・・・・選択肢がいろいろあります。
そこからのA案、一つを選んだら必ずトレードオフがある。
なぜなら、その他大勢の案を捨てること。B、C、D・・・のアドバンテージを取らないことを選ぶのです。A案で得られる代わりに失うものがある。
同時に、A案を選ぶことで発生するデメリットを受容れる。これが選択です。
「これで行こう!」が、
実は、単なる固執だったり、勢いだけだったり。
ミスを避けるために、深呼吸してトレードオフをまず1つ考える。
後々になって後悔しない意思決定のヒント、行動習慣の第一歩ですね。
「これだ!」と思ったので、社内にシェアすることを選択しました。
この情報をシェアすることのトレードオフ。
「また、三宅が言っている❗️」
面倒くさい上司と思われる。それでも、
悪魔の代弁者の習慣を覚えるよりシンプルで、どこかで思い出してくれるれば、マネジャー達の意思決定にチョット磨きがかかります。
この情報発信して、良かったこと。
「その提案のトレードオフは?」 提案してきたマネジャーに質問。
たった3秒で、私の言いたいこと、分かってくれます。
「悪魔の代弁者」難しい英語をとっさに口にする緊張感も減りました😅😅
最後まで、お付き合い、ありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?