先行逃げ切り型 (vol 198)

チキンハート

私は臆病です。

色んな場面で臆病が顔を出します。心配性と言うべきかもしれません。
そんな自分を正当化。組織のマネジャーは臆病なくらいでちょうどいい。

海外での仕事では、日本との会議用の資料作りがいくつもあります。
面倒くさいな~が大半ですが🤐🤐、大事な会議もあります。
複数拠点のの調整で会議日程が設定されます。

カナダ拠点と日本の時差は14時間。日本の都合に合せますが、本社も気にしてくれて日本時間で朝7:30設定が多いです。カナダ時間は夕方17:30。

で、その会議資料、人や拠点によって、発信タイミングが違います。性格が出るのでしょう。日本時間の夜中や朝にギリギリ発信する人もいます。
日本には迷惑な話。資料を受けて、コピー、配布には、6:30AM出勤で待機⁉️
。。。いまだに紙の資料が幅を利かせることが根本問題かもしれませんが。

会議準備を考えると、遅くとも前日には届けておこう。
これがチキンの私の納期です。

では、その資料に必要なパーツはいつまで?
これがマネジャー達の仕事の納期ですが、前日正午頃に提出する面々が多いし、16:00頃にようやく「できました」と持ってくる輩。いるんです。
  「俺がまとめる時間はどこだ~!」
  「もうちょっと早くしてよ」と指導しましたが、
人の性格、なかなか変わらず苦労しました。

せっかちな上司と思われながら、ここ最近、ようやく前々日には資料を出してくれます。それでも、納期ギリギリで「間に合わせる」習慣のメンバーが今も残っているのが悩みの種です。

本当は、私自身が3日前には完成させて、次の仕事にとりかかりたい。
チキンの私に心穏やかに仕事をさせてほしい。これって、わがままですか?

チキンわがまま、の正当化。
要求するからには理由付け。そんな社内ツイートです。

There are two types of work depending on the person.
  - Drive-in type = do it all at once just before the deadline
  - Advance escape type = the type that finishes most of the work early.
This latter type, the habit of getting work done early, is said to be more productive.
The reason is that there are three advantages to completing work early
 - We can get feedback for better idea.
 - We can make revisions and improvements because of a margin for delivery.
 - We will have less anxiety and pressure of having a task to complete.
Instead of completing your work at the last minute, develop the habit of getting ahead of yourself!
仕事を進める時、人により2種類のタイプがあります。
 追い込み型=納期直前に一気にやるタイプ
 先行逃げ切り型=早い時期に大半を終わらせるタイプ
この後者のタイプ、仕事を早い時期に終わらせる習慣の方が生産性が高いと言われています。
その理由は、早く完成させることで次の3つのメリットがあるからです。
  フィードバックをもらえる
  納期余裕があるので、修正や改善を入れる時間を確保できる
  タスクを抱えているという不安やプレッシャーが減る
ギリギリの完了ではなく、先行逃げ切り型の習慣を身につけましょう

決断は楽観的に、大胆に
その裏には、チキンハートのリスク管理が必須。

資料作りでも、緊急事態が発生しようと提出納期は守る。スタッフやマネジャーにとっては納期遵守は絶対条件、必須です。出来栄え品質より重要
モノづくりの現場では、QDC(Quality, Delivery, Cost)、
優先順序は(1)品質、(2)納期、(3)コストと言っていますが、
スタッフはDQC納期が一番。逃げ切り型で準備を怠りなく。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

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