提案を待つ忍耐 (vol 073)
拠点長はブルドーザー⁉️
わたしの職務は、海外拠点長としてのマネジメントと呼ばれるのもです。
事業活動の計画と実践、資源投入の判断、等々ありますが、
実際に日常的な活動を進めてくれるのは間違いなく、マネジャー達です。
そのマネジャー達の仕事に対して、
指示を出そうと思えば、いくらでも指示を出せてしまいます。
「ブルドーザー」10年ほど昔の私に現地のスタッフがつけたあだ名です。
ガンガン指示を出して、先頭に立って困難をも薙ぎ倒していく。
そのスタイルでは、現地スタッフの私に対する依存度が高くなるばかりで、
いつまで経ってもブルドーザーのやり方から手を引くことができませんでした。
2015年に、コーチングを学んで、少しやり方を変えようとしています。
現地のマネジャー達が、考えて行動することをサポートする黒子側に回る。
と、偉そうなことを言ってみても、
マネジャーがその気になって動かないと何も進まなくなってしまいます。
かといって、ブルドーザーに戻った時の弊害は経験済みです。
なんとかして、マネジャー達が自らブルドーザーとして、いや、ショベルカーやロードローラーとして、
自分の役割を見つけて、提案して、動いて、
もらうようにしたいですね。
そのために、みんなからの提案が出てくるまでは、ちょっと我慢、我慢。
とんでもないものが出てこない限りは
「オッケー」
で進めてもらいましょう。
Patience waiting for suggestions
I always ask everyone to be proactive, instead reactive after issues.
But now, I myself am trying to be a little reactive.
In the day-to-day problems that arise under the uncertain environment of COVID, I wait for you to come up with your own ideas and propose them, and in response I’m trying to take a role of making the ideas available to implement.
Of course, there is a concern that the problem will spread and escalate, but I will be patient to wait for your suggestions, taking care not to be fatal.
I believe this will lead to your autonomous and growth.
提案を待つ忍耐
私は皆さんに対していつも、事後の反応ではなく未然防止をお願いしています。
一方で、私自身は少し反応型の行動をしようと思っています。
私はCOVIDという不透明な環境で日々の問題が発生する中、皆さんが自分で考えてアイデアを提案してくれるのを待ち、それに反応して実行に移す役割を担おうと考えています。
もちろん、タイミングによっては問題が拡大する危惧もありますが、致命的にならないように気を付けながら、皆さんからの提案を忍耐を持って待ちたいとおもいます。これが皆さんの自主性や成長につながると信じています。
と言いながら、
「オッケー、But。。。。」
と一言多い上司から抜け出せないのが悩みです。
だからこそ、こうした宣言をして、自分を黙らせようとしています。
読んでいただき、ありがとうございました。
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