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売る順番が間違っているぞ

沖縄のある会社の実話だそうです…
(ひすいこたろうさんの本で知りました。以下抜粋)

その会社は業績が思うように上がらない
時期があり、お金を工面するために、
社長は代々家に伝っていた三線(沖縄楽器)
を売る決断をします。

しかし翌日、社長が目を覚ますと、
昨日売ったはずの三線が、
なぜか枕元に置いてありました。
どうしたんだろう???
実は、社長の祖父が買い戻していたのです。
そしてこう言ったそうです。

「売る順番が間違ってるぞ」

「お金に困ったときには、まず田畑を売れ。
 それでも困るなら家を売れ。
 三線を売るのは一番最後だ」と。

どんなに困っていても、
音楽(人生)を楽しもうという
気持ちさえあれば、
いくらでもそこから人生は逆転できる
ということです。
実はこの会社、いまやグループ全体の売上高が数百億円にまで成長しているそうです。

(以上、ひすいこたろうさんの本から抜粋)

この会社、沖縄の人ならだれでも知っている大きな会社です。

この話を知ったときに、
僕が社長だったとしても全く同じことを
していただろうと思いました。
ふつうは、目の前にある、
なくても生きていけるもの、
毎日は使っていないもの…
三線を売ることを考えると思います。
でも、そうじゃない。

田畑、家、その次に楽器だと。

どんなときでも人生を楽しむことを忘れちゃいけない。
すべてを知った人からの教えのように感じます。

この話を聞いて就職したての頃の出来事を
思い出しました。
僕が就職して1年目の頃、先輩NSさんの
ツアーの出発準備を手伝っていました。
(ちなみに僕の前職は旅行会社です)
そのときに、出発前日にして、
バス会社から電話があり、
「明日乗務する予定のバスガイドが
 体調を崩してしまいました。
 代わりがいません。
 繁忙期のため代わりの人がいません。
 明日まで全力で代役を探しますが、
 お約束できません。」
という電話がバス会社さんから入りました。
これは一大事。大変なことです。
移動の長いツアーだったので、
バスガイドさんがいないバス移動はありえない。
そんなときに先輩NSさんは
「大変なことになった…
 ナハナハナハナハナハ!!!」
となぜかわかりませんが、当時流行ってもいない
せんだみつおのギャグを振付付きでやっていました。
「この人アホかな」
と思いましたが、
そういう余裕がこの先輩にはあったのです。
いつもおもしろいことばっかり
言う人だったのですが、
この大ピンチにも同じことをする。
この人の偉大さを知り、
また、社会で生き抜くうえでユーモアの大事さを
このときに教えてもらいました。
(教えたわけではないと思うのですが)
この出来事もあったからだと思うのですが、
NSさんがさらに大好きになりました。
今もお友達です。ちなみにまだ独身です。
(どうでもいい)

あの坂本龍馬さんも三味線を持ち歩いて
弾いていたといいます。
いつも命を狙われていた坂本龍馬さんも
どんなときも人生を楽しむことを忘れなかった。

人生にとって大事なことを教えてくれます。

今日もお付き合いいただきありがとうございます。
今日も頑張っていきましょう♪
土曜日だけど、金陽でした(^^

【沖縄の営業マン宮城の日々感じていることブログ】
(ブログ連続投稿934日目)2025.2.8

沖縄の生命保険セールスマン

(※あくまでも宮城の個人的な感想です。あしからずm(__)m)

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