剣道という武道
ある先輩にこういう質問をされました。
「なんで剣道がオリンピック競技にならないと思う?」
これまで疑問に思ったことも
ありませんでしたが、
言われてみればそうだとおもいました。
僕実は小学1年生の時に剣道を始めました。
3か月くらいでやめました(笑)
家の近くに沖縄県下では有名な剣道塾が
あり、あまりにも肥満児だった長男を
心配して母親が無理やり剣道塾に入れた…
という感じでした。
剣道の防具にカッコよさにあこがれて
防具が欲しい一心で剣道をやりましたが
小学1年の宮城少年には厳しすぎるもので
すぐにやめました。
その後野球に出会う…ということになります。
なので剣道のことは少し好きです。
中学校のときに剣道の授業があったのですが
剣道部以外の生徒に一度も負けませんでした。
小学1年に3か月だけ通った剣道塾の成果が
でたのはこの時だけ(笑)
ちなみに、実の姉が中学から
剣道をやってました。
姉が通っていた中学(僕もその中学ですが)
伝統的に剣道の強い学校。
(学区内に有名剣道塾があるからというのもありますが)
中学の時も県大会で優勝した姉は
首里高校1年の時にインターハイに出てました。
1勝もできなかったと言っていましたが…
宮城家なんやかんやと剣道と少し縁があります。
去年の11月に剣道日本一を決める全日本選手権が都内で行われ、東京都代表の竹ノ内佑也選手が優勝を果たしました。
その動画を何度も見ましたが、
早すぎてわからない。
スローで見てもよくわかりません。
でも、一気に3名の審判が白旗をあげたので
白の竹ノ内選手の勝利です。
すごいのだけは伝わります。
この剣道という競技、なぜオリンピック競技にならないのかという東京の先輩の問いの答えですが、調べてみました。
競技人口がオリンピック規定に達していないなどあるとのことですが、
一番の理由は
『全日本剣道連盟が反対しているから』
だそうです。
全日本剣道連盟が剣道のオリンピック競技化に反対している理由は
「武道ではなくなってしまう」
ということ。
オリンピックの競技になるということは、「勝つことがすべてになる」と言っても過言ではないでしょう。
もともと剣道とは、「剣道は剣の理法の修練により人間形成の道である」という理念のもとに行われている武道です。
オリンピックの種目になることで競技性が高くなると、武道で重要視される相手を尊重し礼節を重んじる武道の文化がなくなり、いよいよ勝利至上主義のスポーツになってしまうということなのではないでしょうか。
スポンサーもついてくるのでその色は強くなるのは当然です。
事実上スポーツに分類されていますが、あくまでも「武道」であり、試合の結果だけではなく、『稽古をすることによって精神を鍛え人間形成を目指す「武道」である』ということ(全日本剣道連盟HPより)
剣道のことを調べてみると、相手を敬うため、ガッツポーズをすれば一本を取り消されるなど特殊なルールがあります。
また、3人の審判が「気合」「剣の作用」「体さばき」を総合的に判断して一本を決める。
レフト前ヒットを狙った振り遅れがライト前に転がっても安打となる野球や、パスがそのままゴールに吸い込まれて得点となるサッカーとは違い、
(野球やサッカーを馬鹿にしているつもりはありません、あしからずm(__)m)
「面を打つ」という意思を持って面を打たないと一本にならない。
そこが単なる競技スポーツと違う奥深さだということです。
テレビのスローで見てもよくわからないのはこういうことだからですね。
でもそこには心と心をぶつけている様子が素人にもわかります。
そこに至るまでの鍛錬の深さを感じることができます。
軽く語ってはいけない雰囲気もそこからくるのかも。
有名人でも剣道経験者が多くいます。
木村拓哉さんは小学1年から高校1年まで剣道を続けていたとのこと。
チャゲアスの飛鳥涼さんも剣道でインターハイまで出場した経験をもちます。
野球では「平成の怪物」こと松坂大輔さんも剣道経験者ということも有名な話です。
剣道という武道に不思議な力を感じていたので、今回このブログのネタのために少し調べてみました。
剣道にさらに興味が湧いた宮城です。
今日もお付き合いいただきありがとうございます。
今日も頑張っていきましょう♪
金曜日に、金陽でした(^^
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(ブログ連続投稿912日目)2025.1.17
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(※あくまでも宮城の個人的な感想です。あしからずm(__)m)