「自己投資回収率」を高めろ! 学びの費用対効果を最大化するたった1つの方法
トレーナーとして活動していると、新しい知識やスキルを身につけるために、セミナーや勉強会、書籍などに投資する機会も多いですよね。
僕も、独立してからというもの、自己投資には惜しみなくお金と時間をかけてきました。
ただ、トレーナー仲間と話をしていると、「自己投資にお金をかけているのに、なかなか回収できていない…」という悩みを抱えている人が少なくないことに気づきます。
「勉強会やセミナーには積極的に参加しているのに、収入は一向に増えない…」
「資格マニアになってしまって、結局何に活かしたらいいのかわからない…」
そんな悩みを抱えてはいませんか?
自己投資は、決して無駄ではありません。しかし、自己投資をすること自体が目的になってしまっては、本末転倒です。
大切なのは、 「自己投資回収率」を高める という意識を持つことです。
なぜ、トレーナーは自己投資を回収できないのか?
自己投資回収率というのはなんらかの専門用語ではありません。完全に僕の造語です(笑)。言葉の通りで、自己投資に費やした時間や金額を、どれくらい回収できたかを表した言葉です。
自己投資回収率に明確な計算式があるわけではありません。この言葉を通じて、今までおこなってきた自己投資をどれだけビジネスの収益に活かせたか、皆さんに振り返ってほしいんです。
トレーナーが自己投資を回収できない原因のひとつに、「具体的な目標や計画がないまま、何となく学び続けている」という点が挙げられます。
「何となく資格を取ってみたけど、それをどう活かしたらいいのかわからない…」
「最新のトレーニング方法を学んだけど、自分の顧客には合わない気がする…」
そんな経験はありませんか?
学びを「投資」として捉えるのであれば、 「その学びを通して、どんな自分になりたいのか」「何を達成したいのか」を明確にする 必要があります。
自己投資を「回収」するための思考法
では、具体的にどのようにすれば、自己投資を「回収」に繋げることができるのでしょうか?
ポイントは、 「学び」と「行動」をつなげる ことです。
例えば、僕が新しいトレーニング方法を学ぶ際には、必ず「この方法を、自分の顧客にどのように提供できるか?」「どんな効果が期待できるのか?」「料金設定はどうするのか?」といった具体的なイメージを膨らませます。
そして、実際に顧客に提供し、反応を見ながら改善を重ねていく。
このサイクルを回していくことで、初めて学びは「知識」から「収益」へと変わっていくんです。
学びを「資産」に変える、具体的な行動例
自己投資を「回収」につなげるための具体的な行動として、次のような例があると思います。
セミナー・ワークショップ開催:学んだ知識やスキルを活かして、独自のセミナーやワークショップを開催する。
オンラインパーソナルサービスの開始:オンラインツールを活用し、場所にとらわれずに顧客にサービスを提供する。
ブログやSNSでの情報発信による顧客獲得: 自分の専門分野に関する情報を発信し、顧客との接点を増やす。
独自のトレーニングプログラム開発・販売: 自分の知識や経験を活かした、オリジナルのトレーニングプログラムを開発し、販売する。
大切なのは、これらの行動を「いつかやろう」と先延ばしにするのではなく、 「いつまでに、何をやるのか」を具体的に決めて、すぐに行動に移すこと です。
「自己投資回収率」を高めて、トレーナーとしての価値を高めよう!
トレーナーにとっての自己投資とは、単にお金と時間を使うことではありません。
それは、お客様の人生を豊かにし、そして、自分自身の市場価値を高め、人生を豊かにするための「投資」なのです。
「自己投資回収率」を高める意識を持つことで、学びのモチベーションを維持し、さらなる成長へとつなげていきましょう。
そして、自己満足を原動力に、お客様に最高のサービスを提供できる、最高のトレーナーを目指しましょう。
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