【食&買レポ】御菓子司 中村軒(京都市・和菓子、山陰道茶店)
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【食&買レポ】御菓子司 中村軒(京都市・和菓子、山陰道茶店)
【食レポ】美濃与 大豆焙煎所(京都市・きな粉、大豆珈琲、大豆出汁)の後は、美濃与の藤田営業部長さんに駅まで送っていただくつもりが、車の中で和菓子とお赤飯の話題で盛り上がり。
最終的に「中村軒さんまでご案内しますよ」となりました。
藤田営業部長さんの京都の和菓子屋さんの情報量ったら半端ないです。
原材料はどこ産の何を使って、おくどさん(京ことばで竈のことです)を使っているとか、おくどさんで作った場合とガスや電気で作った場合とでは食感や味が違うとか…
駐車場からお店まで
地元の方以外は、駐車場の方からお店に向かうって、なかなかないと思います。
駐車場の前には、お蕎麦屋さんがあって、中村軒さんの弟さんがやっておられるそうです。
とても美味しい蕎麦で、お昼時は行列になるのだそう。
まず、驚いたのがこちら。
水好きの我が家「えええ~っ、井戸水ですか。いいの?勝手に汲んで」と。
しかし、サーモスボトルには珈琲がっ。
珈琲を捨てるわけにもいかず、今回は断念。
そして、藤田営業部長さんのご説明通り、おくどさんで使われる櫟の説明。
階段を上りきるとテイクアウト専用のお渡し口があって、お店に到着。
ショーケースの方は、お客様が途切れないので写真は撮りませんでした。
代わりにこちら。
買って帰るつもりが、中村軒さんの山陰道茶店もあるとわかり。
藤田営業部長さんには「ここで食べて自分たちで帰ります」とご挨拶。
お忙しいところありがとうございました。
中村軒山陰道茶店
山陰道?
中村軒さんのWebページによれば、明治16年創業。
丹波、丹後方面への山陰街道を往来する人々のお土産として大人気の「かつら饅頭」を当時から作っておられたそうです。
メニューは、こちら
藤田営業部長さん、おすすめの、この時期限定の栗入りお赤飯と麦代餅を注文。
待っている間に、お庭を拝見。
こちらは、餈(しとぎ)のディスプレイ。
反対側は、赤米(古代米)のディスプレイでしたが、お客様がいらしたので写真は撮りませんでした。
そしてこの湯呑み。
左から読む私「らつか、って何だろうね?」
真面目に聞いたつもり。
右から読む家族「何言ってんの。かつら、でしょ」
私「・・・今のひと、なので通常、右から読みません」と言い訳 笑
栗赤飯(中村軒さんの説明書きから)
お赤飯は昔から餅米をきび殻の煮汁に浸したものを蒸し上げるのが最上と言われておりますが近年では「きび」を作る農家が減り、入手が難しくなっています。
当店では国内の農家数軒に自然農法での栽培を依頼して、そのきび殻を使用しております。
自然の色ときび殻特有の味と香りをぜひご賞味ください。
この時期ならではのホクホクの栗の美味しさ。
麦代餅
メニューの説明をご覧くださいね。
「楊枝で切れない時は、手でどうぞ」とお店の方に言われました。
弾力ありすぎて、切れません。
お隣の女性は、お上品に箸で召し上がっていましたが、餅と饅頭は手でいただいた方が美味しかと 笑
はい、かぶりつきました。
注文の時から「美濃与さんのご紹介なんです。写真いいでしょうか?ブログいいでしょうか?」を連発しつつ、お会計をしていたら中村社長さんもお声がけくださいました。
職人さんスタイルです。
もちろん、ご自身がお作りになられています。
「美濃与さんのご紹介で」とここでも 笑
お話を伺うと美濃与の長瀬社長さんとずいぶん、仲がよろしいようで。
後日の『ビーガングルメ祭り 秋 2024 京都』で、美濃与の長瀬社長さんと同級生だと伺いました。
せっかくなので桂離宮へ
目の前が桂離宮なので、せっかくだからと行ってみました。
事前予約なしの無謀な我が家。
入口はこちら、と看板があるのですが、行けども行けども入り口にたどりつかない。
およそ反対側まで歩きました。
そして、ラッキーにも待ち時間なしで入ることができました。
美濃与の長瀬社長さんからは「今年は気温が高いので紅葉の見ごろは12月に入ってからでしょうね」と言われたのですが、桂離宮で一番紅葉していたのが、こちら。
そして、桂離宮のマンホール。
「宮」の型抜きなんだ。すごい。
ホテルで持ち帰りの和菓子をいただく
ホテルのお部屋の灯り。
そんなにムーディーじゃなくてもいいんだけど…
写真がちょっと橙入ってます。
こちらが、箱の絵。横には地図があります。
今回、購入したのがこちら
藤田営業部長さんが「ほんとうに美味しい和菓子は甘くないんです。甘すぎず、素材の美味しさもわかるほどよい甘さなんですよ」とおっしゃった、そのままのお味。
中村軒本店のお知らせはこちら
御菓子司 中村軒
京都市西京区桂浅原町61
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