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共通テスト後の出願校(医学部)の決め方 現役時&浪人時【なのはなの場合】

受験生の皆さん、ひとまず共通テストお疲れ様でした。
自己採点が終わり判定の結果待ちといったところでしょうか。
私は2次試験よりも共通テストの方が緊張した記憶があります。

私は現役では国立医学部を受験して不合格、1年浪人して第一志望の国立医学部に合格しました。

現役時も浪人時も私は出願先を迷いました。
どのように出願先を決めたのか、その過程を綴ってみようと思います。

もちろん志望校選びに正解なんてないと思っています。
単なる一サンプルとして読んでいっていただけると幸いです。


現役時

前期 高知大学医学部医学科
後期 旭川医科大学医学科

に出願した。

共通テストは900点中700点ないくらい。
医学部では8割死守と言われているのにも関わらず大こけした。
とりあえず泣いた。大いに泣いた。
次の日には学校で期末試験があったのでとりあえず受けに行く。通信制の高校だったから共通テストに配慮しないタイミングでの期末試験。マジ意味わからん。
学校でリサーチを提出し午後から期末試験。

期末試験の勉強をしつつも、共通テストの失敗による落ち込みのため学校のなかを徘徊。ひたすら歩いた。

その後期末試験も無事終わり、それから何人かの先生に愚痴を聞いてもらった。
「あんな問題なんて。。。」
的な。

それから次のことを考え出した。いったんちゃんと落ち込むのって大切だと思う。

医学部を諦めるつもりはなかったので、医学部のなかで受かりそうな大学を探した。

探したのは共通テストの配点が低いかつ、偏差値が比較的高くないところ。

東進のシステムと、河合塾のバンザイシステムを使った。判定が一番ましかつ2次の配点が大きいところを探した。

その結果2校に絞った。
私が住む県の隣の県の大学と高知大学の2校。

私は日本海側に住んでいるので日照時間の長い太平洋側に行きたくて高知大学を選択した。

その選択にはもう他にも理由があって、それは愛媛大学に近かったから。愛媛大学に私の興味のある科があって、その近くにいれば研修医になるときにそこに生きやすいかなとか適当に考えてた。

更にもうひとつ理由があって、これが実は大きくて、隣県の大学に進学すると本来の志望校である地元の大学への未練が残ってしまうのではないかと考えたから。

といっても、やはり近い方がいろいろと楽だし、受験や帰省の交通費も安く抑えられるのも確かで。遠くに行ってしまえば帰省もしづらい。家族大好きなのに。

迷ってる中で決断のヒントになったのは学校の先生の言葉。

「今県外に出なかったら、これから出る機会あんまりないと思うよ。
帰省も、大学生になったら忙しいしそんなにしたいと思わないと思うよ」

というふうな言葉をかけていただき、高知大学を受けることを決めた。

共通テストの前までは候補にもなかった大学だけど、高知について調べるうちに行く気満々になった。落ちちゃったけど。

ちなみに後期はそもそも足切りで落ちた。
出願の労力とお金が無駄だった。
でも出さなかったら出さなかったで、後期試験の実施時期に「もし出してたら…」とか思っていたかもしれないからまあどっちでもいい気はする。


浪人時

前期 地元の第一志望の医学部医学科
後期 県外の医学部医学科

共通テストは8割5分くらい。
まあまあのでき。

ここで実は第一志望の大学に出願するか、それとも志望校を下げるか迷った。
というのも、私の第一志望の大学は共通テストの配点がやたらと低い。

私がとれた点数ならば、大学によっては共通テストの点数で逃げ切れるような大学もある。

一方で、私の取れた点数では後期では合格率50パーセントくらい。
私は不登校で2留していて、かつ通信制の高校卒で、更に1浪しているので、同じ点数で並んだら確実に負けるだろうから後期は厳しいと思っていた。

でも予備校の先生に言われたのは、「後期は運」ということ。倍率が高くても、実際に試験会場に行ったらガラガラで受かったということもあれば、たくさん人がいてダメだったという人もいたらしい。

志望校はぎりぎりA判定くらい。
絶対医学部に入りたかったので、下げるか第一志望を貫くか迷った。

結局は第一志望を貫くことにした。

決断するまでにしたのは、まずは志望校の過去問を解いて、とりあえず採点してあとどのくらい必要なのか出すこと。

最初は計算間違いで結構足りないと思っていたけど、計算しなおしたら、とりあえず合格点に届いていそうなことが分かった。

※判定が出るのを待つ間って結構落ち着かないから、その間に過去問を解くのがいいんじゃないかと思う。時間測って解くのは嫌でも集中できるし。

めっちゃ勉強が得意な兄に相談した。いつもは冷たいのに電話で相談にのってくれた。
とりあえず過去問解けといて点数出せというのも兄のアドバイス。

・第一志望は点数的に行けそうであること。
・志望校を下げるとしたら、その大学の過去問はまだ全く解いたことがないこと。

この二つを根拠に私は第一志望を受けることを選んだ。

なんだかんだで、私はこのときただ決断するだけの材料が欲しかっただけなのだと思う。悩んでるんじゃなくて決断できなかっただけ。
本当の理由は”憧れのあの大学に通いたい”だった。

第一志望を受験することを家族に宣言したら母親からある写真を見せられた。
それは絵馬の写真だった。
「○○大学合格」
と書かれていた。私が出願することを決断した大学。

それは共通テスト受験よりも先に書かれたもので、「なのはなは○○大学受けると思っていたよ」って言われた。
「なんでもお見通しよ」
とも言われた。

「共通テストの結果出てからどこ出願するか決めるから行きたいライブのチケットを申し込めない」って話を私が年末からしていたにも関わらず。
母凄いわ&言わないで待ってくれてありがとう。

本当に下げなくてよかったと心から思う。

あとになって考えると合格率80パーセントの前期出願校に落ちるかつ合格率50パーセントの後期出願校に落ちる確率は10パーセントなわけで、自分で思っているよりも勝率は高かった。

でもこれってやっぱり結果論で。落ちていたら志望校を下げればよかったと思っただろうし。




正解なんてない。どんな決断をしても悔いが残ることはあるかもしれない。
自分で決めれば後悔が残らないという単純なものでもないだろうし。

だから、これを読んでくれたあなたに贈る言葉を考えたのだけど、私は贈る言葉は持ってないや。

時系列順に書こうと思ったけど、なかなかうまくまとまらなかった。
なんかかちゃかちゃで少し読みづらい文章になってしまったかもしれない。

そんな文章を最後まで読んでくれたあなたに感謝する。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
あなたに良いことがありますように。

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なのはな
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