厳然たる現実。【ひねくれ育児日記】
息子が立った。
その数日前に夫は立ったところを見たというが、私は見逃していた。しかし今日、抱っこしていた息子を床に下ろしたら、そのまま立って、振り返って得意気に笑った。親馬鹿的に言えば、世界一かわいいドヤ顔。
しかしそれも4秒くらいのことで、そのまま前につんのめるようにして転び、鼻を打って大泣き。助けられなくてごめん、と言いながらなだめた。
1歳になって急に、どんどん成長しているような気がする。何度教えてもやらなかった「どうぞ」をやるようになった。「パパ」という言葉がパパを指しているとわかることが増えた。そして、おっぱいが欲しくなると、授乳クッションを見たり、私のトップスの裾をめくったりするようになった。
もう、授乳も残り少ないのだろうか。保育園に入ってもあげられるだけあげる気でいたけれど、先日健診に行ったとき、先生からそれだと「乳腺炎にならないように管理するのが大変」と言われた。
まだ1日に何回もあげているし、寝かしつけはほとんど授乳だ。入園までに最低限、何をどうすればいいのかと思う。しかしそう思っているうちに自然と、食後の授乳は回数も量も減ってきた気がする。
これが最後の授乳だったら、と思うことが増えた。
でも、だからといって、私の力量では、それだけで日々笑ってばかりでいられるわけではないのだけれど。