MiyabeHaruka

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ライター・編集をやっております。岐阜×地域×音楽。めざせ、岐阜の関係人口。ブログ「ギフップ!」( http://gifupp.site/ )と共通の記事、独自の記事、両方を投稿予定です。

マガジン

  • ひねくれ育児日記

  • ぎふのはなし。

    • 0本

    次代に伝えたい、話したくなる岐阜の「はなし」を綴ります。 綴り手は岐阜県出身、今は県外に住んでいるけれど岐阜が大好きな二人、ことほ(愛知県在住)と、はるか(神奈川県川崎市在住)。離れているからこそ感じる、岐阜の日常の中にあるきらめき、その奥にある人の思いやストーリーなどを届けます。

最近の記事

【中間報告書・新しい働き方実験】首都圏に住んでいても、子どもがいても、離れた地域のプロジェクトに関わることは可能か?

6月から、ランサーズ社が運営する全国フリーランス共創コミュニティ「新しい働き方LAB」の第4期研究員として参加しています。 この記事は、ランサーズ新しい働き方LAB「研究員制度」に参加する過程で、私個人が行っている「働き方実験」の中間報告書です。 私は、静岡県掛川市にある共創型コミュニティレジデンス「ポートカケガワ」の指定企画「【まちづくり実験室】まちの拠点から、ヒトが喜ぶコト・モノは開発できるのか? ~まちの図書室、まちのお土産、まちのアートを作ろう~」の、「まちの図書室

    • つくだにやさんになるのもいいかもしれない。ヨシタケシンスケ展かもしれない。

      メモが作品になるんだ。 こんなにたくさん集まったら。 メモするって大事、という説得力。 「ヨシタケシンスケ展かもしれない」神奈川会場で、最初に展示されていた膨大なメモ。 近づいて読むと、一つ一つのメモやアイデアが全部、わあ!おお!というレベルという訳ではない。でも、あの作品たちを生み出すには、あれだけのメモが必要なのだ。 私も、メモ帳を持ち歩きたい、と、わかりやすく影響されて思った。 誰にも見せない形というのがいいのかもしれない。SNSに載せたりしていると、いいね数とか

      • 掛川でどんな体験ができる? 子連れ1泊2日で触れた、静岡県掛川市あたりの素敵なところ。

        ランサーズ「新しい働き方LAB」第4期研究員として、静岡県掛川市にある「ポートカケガワ」のプロジェクトに参加しています。 掛川市での、いくつかのプロジェクトのメンバーが参加するミートアップイベントがあり、子連れ参加も可能とのことだったので、息子を連れて参加することにした。 この機会に、夏の「体験」をさせてあげられたらいいなという思いもあった。 しかし結論から言うと、またも、思っていたような「体験」はさせられなかった。 森の中の、自然に囲まれた宿を予約。近くに川遊びのでき

        • 続・体験格差。体験が無理なら、せめて喜ばせたいのに。【ひねくれ育児日記】

          前編はこちら。 息子が行きたがった室内遊び場に行った。 ただ、最初に遊んだ、電車型の乗り物で、息子が自分でペダルを踏みたがらず、私が押すことになった。重いので私が「自分で動かそうよー」とぶつぶつ言ったことで、息子は気分を害したらしい。 後に、時間終了後に楽しかった?と聞くと「う〜ん、つまらなくはなかったかな〜」と。 遊び場のサービスで、時間終了後にクレーンゲームを1回やらせてもらえたのだが、やはり取れず、泣き出す。 「これで最後だからね?」と言いながら、うまいサービスだな

        【中間報告書・新しい働き方実験】首都圏に住んでいても、子どもがいても、離れた地域のプロジェクトに関わることは可能か?

        • つくだにやさんになるのもいいかもしれない。ヨシタケシンスケ展かもしれない。

        • 掛川でどんな体験ができる? 子連れ1泊2日で触れた、静岡県掛川市あたりの素敵なところ。

        • 続・体験格差。体験が無理なら、せめて喜ばせたいのに。【ひねくれ育児日記】

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        • ひねくれ育児日記
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        記事

          「体験格差」の原因は、ママ友がいないこと?

          「体験格差」という言葉がプレッシャーだ。 この夏も、4歳の息子と、いつもの近所の児童館とモールばかり。 おばあちゃんの家に行って、ほんの少しは非日常を体験したけれど、ばたばたしてすぐに戻ってきて、ゆっくり色々はできなかった。 子どもに、十分な体験をさせられている気がしない。 「体験格差」について調べてみる。「体験格差」という言葉をなんとなくしか知らないからプレッシャーに感じるのだろうかと、調べてみる。 体験格差とは「学校外で行われる体験機会の格差」と定義されているようだ

          「体験格差」の原因は、ママ友がいないこと?

          鵜匠家での、再会。

          先日、朝から、山下晃正鵜匠のお宅に取材に伺いました。 朝の作業は、晃正鵜匠と、先代の純司さんとお二人で。 その後、久しぶりに純司さんのお話を伺うことができました。 以前ハンドブックを制作していたころは、純司さんが鵜匠代表を務めていらっしゃったので、よくお宅に伺って、鵜飼のお話はもちろん、それ以外にも色々なお話を聞かせていただきました。それがいつも不思議なほど、私がそのとき抱えている悩みにどんぴしゃで刺さって。お話を伺うのが楽しみでした。 その後、鵜匠を晃正さんに譲られて

          鵜匠家での、再会。

          地域で生きる人が、ステージで人を感動させるには。子どもミュージカル取材後の呟き。

          今年の3月に、横浜・青葉エリア発ウェブマガジン「森ノオト」のライター養成講座を修了して、市民ライターの一人として参加させてもらえることになった。その話は、また別にするかもしれないけれど。 先日書かせていただいたのが、この記事。 地域×音楽、な取材がしたいとずっと思っていたので、とてもありがたい機会だった。 取材後、このミュージカルの本番も観に行かせていただきました。 息子4歳は、観ながら時々しゃべり出すので、途中で親子室に移動させていただくことに。 しかし親子室に入る

          地域で生きる人が、ステージで人を感動させるには。子どもミュージカル取材後の呟き。

          【新しい働き方実験】首都圏に住んでいても、子どもがいても、離れた地域のプロジェクトに関わることは可能か?

          この度、ランサーズ社が運営する全国フリーランス共創コミュニティ「新しい働き方LAB」の第4期研究員として参加することになりました。 この記事は、ランサーズ新しい働き方LAB「研究員制度」に参加する過程で、私個人が行う「働き方実験」の計画書としてまとめたものです。 ◆実験の目的と背景私は岐阜市出身で、市役所の広報にいるときに、もっと岐阜の人に岐阜を好きになってもらえたらと思うようになりました。 その後岐阜を離れ、川崎市に転居してからもその気持ちは変わらず、何か岐阜の役に立てる

          【新しい働き方実験】首都圏に住んでいても、子どもがいても、離れた地域のプロジェクトに関わることは可能か?

          「私」をいくら叫んでもいい。「日記屋 月日」。

          本棚の前に立っていると、一冊一冊が「私は~~」と叫ぶ声が聞こえるような気がした。重なるその声に、少し恐ろしくなった。 東京・下北沢にある日記の専門店「日記屋 月日」。 それほど広いお店ではないけれど、お店中に、日記の本が並んでいる。他の店にはあまり置かれていなさそうな、個人がつくった日記のリトルプレス・ZINEもたくさんある。 どの本も面白い。お店のワークショップに通っていらっしゃった方のような、プロの書き手ではない方のものも。そういう方のものも、文章がちゃんとしている

          「私」をいくら叫んでもいい。「日記屋 月日」。

          子連れ新幹線、誰も知らない嵐。【ひねくれ育児日記】

          名古屋駅で東海道線を降りたところで、クレジットカードがいつものところにないことに気付いた。 岐阜の実家から川崎の自宅へ戻る道中だ。 多分、いつも入れているところからぽろっと落ちただけで、かばんの中にあるだろう、と思った。手荷物のリュックか、昨日荷造りするときに、旅行用のボストンバッグの中に落ちたのかもしれない。 たとえそこになかったとしても、多分、実家で落としたのだろう。もしくは、駅まで送ってもらう車の中。親には手間をかけるが、探してもらえば見つかるだろう。 そんな風に思っ

          子連れ新幹線、誰も知らない嵐。【ひねくれ育児日記】

          「森美術館開館20周年記念展 私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために」から、思ったこと。(1)

          セシリア・ヴィクーニャ「キープ・ギロク」。 5000年以上前のアンデス地方で使われていた、糸と結び目で伝えたいことを伝えるコミュニケーション方法を、作品に用いている。 自分の言いたいことを伝える手段。それは言葉だったり、音楽だったり、アートだったり。何かのサービスだったり、事業だったり、子育てだったり。その人によって、状況によって、さまざまだ。 私は言葉、文章という手段で表現することをずっとやってきた。もっとうまくできるように磨こうとしてきた。 それから、音楽という手段で

          「森美術館開館20周年記念展 私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために」から、思ったこと。(1)

          その楽しさが全て。東京ディズニーランド、先日行ってきたよ。【ひねくれ育児日記】

          曽我部恵一BAND「東京ディズニーランド」って、こういうことだったのか。 大好きなバンドの、何度も聞いた曲。やっと、わかった気がした。わかっているつもりで、足りていなかった。 夕方、帰ろうと出口近くまで戻ってきたところで、「ポップコーンないかな」と夫が言い出す。すると息子も「ポップコーン食べたい」と言い、じゃあちょっと食べてから帰るか、となった。目に入ったのは、キャラメルポップコーンのワゴン。大分並んで、買って、ベンチで食べる。もっと早く買えば、何か待ちながらゆっくり食べら

          その楽しさが全て。東京ディズニーランド、先日行ってきたよ。【ひねくれ育児日記】

          耳の奥に残る、水の音。熊本県南小国町に行ってきた。

          水の流れる音がしていた。まちのいろいろなところで。それが耳に残っている。ワンCAFFEさんの横の川とか、旅館の敷地内とか、車を降りた瞬間とか、覚えていないくらいあちこちで。 郡上八幡の、まちなかを流れる感じとも違う、自然の流れの音がした。清流のまちとかいう言葉は、聞いた記憶がないけれど。それくらい、まちの人にとって、日常の中に当たり前にあるのかもしれない。水がきれいって、こういうことか。私にとって、南小国を強く印象付ける音だ。 観光地だけど、それだけじゃない。ご縁があって、

          耳の奥に残る、水の音。熊本県南小国町に行ってきた。

          「ぼっち・ざ・ろっく!」での再会。ASIAN KUNG-FU GENERATION「転がる岩、君に朝が降る」。

          アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」を見た。12話分、一気見してしまった。その話はまた改めて書くとして。 第12話のエンディングで流れた曲の歌詞に聞き覚えがあって、何度か口の中で繰り返して、アジカンだ、と気付いた。「転がる岩、君に朝が降る」。2008年にリリースされた曲だ。 一時期、何度も聞いていた。ブレイクした頃より、この曲が収録されているアルバム「ワールド ワールド ワールド」や、その次のアルバム「マジックディスク」が好きで。 その中でも、名曲と言うしかない、と思っていた

          「ぼっち・ざ・ろっく!」での再会。ASIAN KUNG-FU GENERATION「転がる岩、君に朝が降る」。

          会社を辞めようか悩んでいたときに、支えてくれた二つの言葉。

          会社を辞めるかどうか、誰に相談することもできずにいた私。 不意に飛び込んできた言葉が、そのときの自分に響いた。 永田レイナさんの言葉 一つ目は、ZIP-FMの平日朝の番組「BRUNCH STYLE」での、ミュージックナビゲーターの永田レイナさんの言葉。 前職の職場ではラジオ(NHK-FM)が流れていたので、在宅勤務のときもラジオ聞いていてもいいよな、と勝手に解釈。長時間つけっぱなしにするのにしっくりくる局がなかなか見つからず、やっぱり岐阜で中学時代からずっと聞いていたZ

          会社を辞めようか悩んでいたときに、支えてくれた二つの言葉。

          10年振りに、長良川鵜飼の取材、始めました。

          約10年前、市の広報にいたときに「長良川鵜飼再発見」という冊子を作成した。 もともと、広報ぎふで私と師匠(先輩)とで同名の連載をしていたのだが、それを見た教育委員会の文化財担当の方(私が文化財担当だったときにご一緒していた方)が冊子作成の予算を組んでくださって、形になった。 それを2年かけてリニューアルするという話が持ち上がり、当時からいる文化財担当の方が声をかけてくださって、私もライターとして取材・執筆等に関わらせてもらえることになった。 「ふるさと岐阜市活躍人財バンク

          10年振りに、長良川鵜飼の取材、始めました。